庭に蒔いた芝の種が芽吹き始めて、花巡りの旅として山梨県に日帰り旅行に行ってきました。
仕事の都合で半年間ほど山梨県にいたことがあり、山梨県の峡北エリア(甲府市の北西にあるエリア)は花の時期になるととてもキレイです。
今回の目的地は北杜市にある台ヶ原宿について。
うちは山梨県が好きで、この半年後に清里を旅行しています。
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台ケ原宿とは?
かの徳川家康は日本全国を支配するために江戸の日本橋を起点に5つの街道を整備させました。
この街道を「五街道」といい、甲州街道(甲州道中)はその五街道のひとつです。
甲州街道は日本橋から、内藤新宿、八王子、甲府を経て、下諏訪で中山道に合流する四十三次。
東海道を国道1号が継承したように、甲州街道は国道20号が継承しています。
台ヶ原宿は甲州街道の宿場の1つとして栄え、今でも蔵や古民家が点在している情緒ある街です。
街道には酒蔵や銘菓の暖簾が見えます。
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山梨県の代表的銘酒「七賢」
甲斐駒ケ岳の伏流水で作られる山梨銘醸の「七賢」は山梨県を代表する銘酒です。
台ケ原宿に行ったなら、酒蔵とWebショップでしか買えない「七賢人シリーズ」(生酒)をぜひ買ってみて下さい。
七賢人だから7種類。
今回は仕込中の2種類を除く5種類が販売されていて、冷蔵庫の空き事情もあって「純米」と「純米吟醸」を購入しました。
七賢人とは?
七賢人とは、古代中国・魏の末期に、酒を飲んだり清談を行うなどの交遊があった七人、阮籍、嵇康、山濤、劉伶、阮咸、向秀、王戎を指します。
「竹林の七賢」とも言われます。
「清談」とは知識人たちの老荘思想を題材とした有限的な哲学的な談話で、世俗を離れた清らかな談話という意味もあります。
そのため日本では「竹林の七賢」というと、「浮世離れしたお気楽な発言者」という意味合いが強いようです。
「竹林の七賢」の清談はいくつもの国の興亡が相次いだ乱世であり、儒教で忠実であることも求められ世俗に関与することが身の危険につながった時代に行われています。
彼らの儒教を超えた自由奔放な発言は死の危険性があり、実際に何人かは処刑されている事実から「竹林の七賢」は後世の人々の敬愛の対象となっています。
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信玄餅の双璧「金精軒」
北杜市は水の美味しい街であり、「水の山宣言」をしてその価値を日本に広めています。
「水の山宣言」には、サントリー白州工場や七賢、そして信玄餅の双璧のひとつ「金精軒」も参画企業として名乗りを上げています。
「信玄餅」というと桔梗屋の「桔梗信玄餅「が有名ですが、信玄餅の製造・販売会社には桔梗屋と金精軒があります。
「信玄餅」を最初に発売したのは桔梗屋ですが、「信玄餅」という商標を取得して販売しているのは金精軒です。
パッケージデザインも中身もこの2つは似ていますが、金精軒には「極上生信玄餅」があります。
これは信玄餅のイメージ、固定概念が吹っ飛びます。
人気の「極上生信玄餅」
「極上生信玄餅」は北杜市で収穫された梨北米100%で作られた生の信玄餅で、米のうまみを引き立てるために砂糖の使用量が従来品の半分となっていて黒蜜との相性がよく、しっかりとした米の甘味が特徴です。
保存料無添加で日持ち加工していないため賞味期限は3日間。
そのため直営店舗でしか扱いがない商品です(イベントなど例外あり)。
入手困難な「水信玄餅」
金精軒には「生信玄餅」よりも入手困難な「水信玄餅」があります。
ときどき情報番組に取り上げられます。
「水信玄餅」は白州町で湧き出ているミネラルウォーターに寒天を少し加えたもので、常温だと水がしみ出して30分で萎んでしまうというスイーツです。
金精軒台ヶ原店と韮崎店のみの取り扱いで、販売期間も6月から9月の土日のみという超限定スイーツです。
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花の名所 -桜とひまわり
北杜市には日本三大桜のひとつである『山高神代桜』があります。
神代桜は日本で最古の巨木で、国指定の天然記念物の第一号となっています。
開花状況によって変更がありますが、毎年4月1日~23日に『神代桜まつり』が開催されます。
夏になると明野でひまわりが咲きます。
「明野のひまわり」というと南アルプスと八ヶ岳を望む絶景をあわせたひまわり畑として近年人気の撮影スポットです。
『北杜市明野サンフラワーフェス』は7月下旬~夏に開催され、約60万本のひまわりが咲き誇る姿を楽しむことができます。
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