自作のくすり手帳に書いておくべきこと

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[su_label type=”info”]記事更新 2021年11月29日[/su_label]

子どもを病院に連れていく準備をしていたら、「くすり手帳が可愛くない」と子どもが言いだしました。

…”可愛い”?

可愛い必要があるのかと首を捻りもしましたが、それで子どもが前向きに病院行くならばと自作することにしました。

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くすり手帳(薬手帳)を作るときのポイント

薬手帳(くすり手帳)は調剤薬局で簡単に発行してもらえます。

無料です。

紛失してしまっても無料で再発行してくれます。

※薬の情報を一元管理することが目的なので複数所持せず1冊にまとめておく

くすり手帳に決められた様式はない

お薬手帳は薬の情報が管理できれば良いので決められた様式はありません。

市販のメモ帳でもいいし、自作ノートでもかまいません。

多くの薬局が提供するシール紙に印刷された薬の情報を貼ることができれば、くすり手帳には素材等の指定もありません。

くすり手帳の大きさ

携帯性を加味し、くすり手帳はB6サイズであることが多いです。

子どもの場合は母子手帳とまとめて持ち歩くことが多く、母子手帳ケースに合わせた大きさが便利なようです。

すぐに「くすり手帳」と分かるようにする

くすり手帳の目的は

 ・薬に関する全ての情報を一元管理をすること

 ・医師や薬剤師に対して需要者の服用履歴を正確に伝えること

救急搬送時や災害時など、たとえ意識がない状態で運び込まれても、その人が普段服用している薬が何なのか分かることが大切です。

そのためくすり手帳は第3者が見ても「くすり手帳である」と分かるように、例えば表紙などにおおきく「くすり手帳」と書いてあると安心です。

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くすり手帳の中に書いておくこと

くすり手帳は本人の意識がないなどの緊急時にも活用できることが重要になります。

患者情報を書いておく

くすり手帳の中には患者情報として、名前、性別、生年月日、住所、電話番号、かかりつけ医院名および連絡先、を書いておくことをおすすめします。

第三者が見て直ぐに分かるように(探しやすいように)、最初のページまたは最終ページに書いておくと良いようです。

かかりつけ医の情報を書く理由

血液型、アレルギーの有無、いままでの副作用歴、既往歴が分かると、治療方針の判断や薬の処方のときに役に立ちます(副作用や飲み合わせのリスクを軽減することができる)。

しかし、その情報には根拠が重要。

根拠として活用できるのがかかりつけ医で、そのためにかかりつけ医院や連絡先を書いておくと役に立ちます。

子ども分は保護者等の連絡先も書く

小さな子どもの場合、保護者の名前と携帯電話番号などの連絡先(緊急連絡先)を書いておきます。

また小さな子どもは体重で調薬する量が決まるので、体重と測定日を書いておくと役に立つそうです。

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災害時は子どももくすり手帳を携帯

緊急時にはくすり手帳がパーソナルカードの代わりとなるので、避難のときなど子ども自身がも自分のくすり手帳を携帯させるようにします。

保険証は用途などを鑑みると子どもに携帯させるのは避けた方がよいです。

さらに子どものくすり手帳はパーソナルカードとして活用できるように、家族の写真を貼っておくのも良いそうです(混乱した被災地で写真を手掛かりに家族を探しやすい)。

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電子お薬手帳(お薬手帳アプリ)とは?

医療制度の変更で2016年から電子お薬手帳(お薬手帳アプリ)が、紙のくすり手帳と同様に調剤薬局で利用できるようになりました。

 ・事前に処方箋の画像データを薬局に送信しておくことで待ち時間を短縮

 ・QRコードを読み込んで薬情報を登録

 ・ジェネリック差額表示で医療費の節約を検討できる

 ・複数ユーザーが登録できるので家族分の薬情報をまとめて管理も可能

 ・アラーム機能で薬の飲み忘れを防止

電子お薬手帳(お薬手帳アプリ)は災害などにより通信に障害が発生しているときに使えないこともあります。

記録した内容を見るときに通信が必要かどうかを確認しておくことが大切です。

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薬手帳は積極的に活用する

薬手帳には「医師や薬剤師が提供した情報をまとめておく(管理)」というイメージがありますが、私たちは携帯するだけでなく積極的に活用することが大切です。

薬剤情報の管理は最低限、活用レベル1です。

そもそも薬(処方薬)の情報は有料なのでもったいないです。

院内処方の場合は「薬剤情報提供料」と「手帳記載加算」併せて130円、院外処方の場合は「薬剤服用歴管理指導料」で380円または500円かかっています。

くすり手帳は1冊にまとめる

くすり手帳を医療機関ごとに分ける人もいますが、情報の一元管理が目的なので一冊にまとめておくことが重要です。

服用時の様子や効果などを記入しておく

くすり手帳には薬を服用したときの様子、質問や意見、要望などを書き留めておくとよいです。

その様子を記入することで医師や薬剤師との連携がうまくいくようになるので、気づいたとき・思いついたときに書き留めておくことが大切です。

検査の結果もくすり手帳に貼っておく

くすり手帳に病院で受けた血液検査等の結果を貼っておくと、検査結果の数値の変化から薬の副作用が判明することもあるので、その情報が役立つようです。

市販薬の服薬情報も記入しておく

ドラッグストアなどで市販薬を購入したときも、自分で薬手帳に記録しておきます。

市販薬にも、処方薬に比べて低いものの、副作用や飲み合わせのリスクがあるからです。

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くすり手帳があると医療費が安くなる?

2016年4月に改訂された診療報酬に合わせて、薬手帳を持参すると医療費が安くなるケースがあります。

まずは「薬剤服用歴管理指導料」です。薬局で薬を調剤してもらうときに発生します。

手帳を持参した場合は380円、持参しなかった場合は500円かかることになりました(どちらも保険適用前の費用)。

但し、手帳を持参して医療費が値下がりになるのは、6カ月以内に同じ薬局で薬を処方してもらったときのみです。

6カ月以上薬局に行かなかったときや、別の薬局で薬を処方してもらった場合は薬手帳を持参しても安くなりません。

また、門前薬局(医療機関の近くにあり主にその医療機関の処方箋を扱っている薬局)で処方してもらう場合も安くなりません。

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