先日、ローズマリーを剪定しました。
ローズマリーの剪定は4月~6月が最適期で、強剪定するので結構立派な枝が出ます。
捨てるのは勿体ないので料理に使います(挿し穂にして新株にするのも良し)。
今回はローズマリーの薬効について。
ローズマリーは古くからヒトの生活に関わっていて、日本の気候・土壌にも合っています。
埼玉県北部にあるうちの庭でも元気に育ち、一年中良い枝が収穫できます。
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ローズマリーの薬効(薬理作用)
ローズマリーの薬効は主に血行改善なので、
・手足の冷え、冷え性の改善
・腰痛、筋肉痛の改善
・抜け毛や白髪の予防および育毛効果
・内臓機能を高めて消化機能を高める
・咳や気管支炎を和らげる
ローズマリーにたくさん含まれる成分『ロスマリン酸』は、コロナ禍のいま注目される成分です。
[/word_balloon]ロスマリン酸はシソ科やムラサキ科の植物に含まれるポリフェノールの一種で、
・粘膜保護
・消炎
・抗酸化
・抗ウイルス(抗菌)
このような薬理作用があります(抗ウイルス作用はポリフェノール構造に由来する活性酵素生成の関与によるもの)。
ローズマリーの「血行が促進される効果」により、体温が上昇する点も感染症予防の効果を高めています。
体温が上がると基礎免疫力が向上するからです。
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ローズマリー、香りも薬になる
ローズマリーの、爽快感のある独特な香り成分は、
・カンファ―(樟脳)
・ベルベノン
・シネオール
実は、一般的な咳止め薬にはベルべノンとシオネールが含まれるものがあります。
カンファーは日本でいう「樟脳」です。
樟脳には防虫効果があり、ヨモギにも含まれるシネオールには殺菌・抗菌作用があるので、ガーゼや不織布の袋に入れて衣裳ケースに入れておくと良いです。
また、シネオールには鎮静作用があるため、集中力や記憶力を高める効果があります。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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