コシヒカリだから美味しいとは限らない。埼玉県産なら「コシヒカリ」より「彩のきずな」のほうが好みな我が家

我が家はいつもお米(彩のきずな)をJAの農産物直売所で精米してもらって購入していますが、8月下旬から周辺の「彩のきずな」が次々と売り切れています。

とうとう品切れの波が我が家に。私がよく行く農産物直売所でも「彩のきずな」が売り切れてしまいました。店員さんに聞いたところ新米が登場するのは毎年9月下旬頃、約1ヶ月間は別のお米を食べるしかありません。

そこで「コシヒカリなら美味しいだろう」と地元で作られたコシヒカリ(10kg)を購入しました。しかし、彩のきずなに比べるとコシヒカリは甘みが少なく、「不味くはないが彩のきずなの方が断然美味しい」というのが旦那の評価。娘も「いつものが美味しい」という始末です。

今回はコシヒカリの味の評価について、特Aなどの食味ランキング試験を中心にまとめました。

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同じ品種でも産地で食味ランキング試験の結果が変わる

日本穀物検定協会では全国規模の代表的な産地品種について食味試験を行い、その結果について毎年食味ランキングに取りまとめて発表しています。この取り組みは1971年産から、約50年間続けられています。

食味ランキング区分は特AからB’までの5段階。食味の総合評価結果に基づいて基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、同等のものを「A’」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」です。 産地と品種で分けて評価されます。

つまり、コシヒカリだから特Aというわけではなく、「〇〇産のコシヒカリは特A」という表現が正確。美味しいコシヒカリは産地が重要となります。

平成30年度の食味試験の基準米は複数産地のコシヒカリのブレ ンド米です。食味試験は協会で選抜訓練された専門の評価員(食味評価エキスパートパネル)20迷が白飯の「外観・香り・味・粘 り・硬さ・総合評価」の6項目で比較評価(相対法)します。

ちなみに試験時に米を炊くのに使った炊飯器は Panasonic IH SR-HD103-W でした。

Amazon|平成30年米の食味ランキング検査に使った炊飯器(パナソニック IHジャー炊飯器 5.5合 ホワイト)

平成30年度は154産地品種の食味試験を実施

平成30年産米の食味試験は154産地品種を対象に平成30年11月~平成31年2月に実施されました。平成29年度は151産地品種でした。

平成30年度の検査の結果(作柄・作況指数)は全国平均98で「やや不良」でした。北海道では6月中旬~7月中旬の気候(低温・日照不足)の影響により全もみ数が少なく、その他の地域は一部を除き全もみ数は平年以上に確保されました。しかし9月中旬以降は地域により日照不足の影響で登熟が抑制されました。

平成30年度の検査結果(ランキング区分)は次のようになっています。

  • 特A…55点(平成29年度比+12点)
  • A…67点(平成29年度比-9点)
  • A’…32点(平成29年度比±0点)
  • BおよびB’にランクされたものは無し

埼玉県内では平成29年度に県東産「彩のきずな」が特Aランクを取得しましたが、平成30年度は県東産・県北産「彩のきずな」は共にAランク、山間部産の「彩のきずな」はA’ランクでした。

埼玉県産の「コシヒカリ」は試験品種として選定されていません。食味試験の産地品種は「道府県の奨励品種であること」「作付面積が一定の基準を満たすもの」などの基準により選定されています。

また、平成29年度に初めて特Aランクを逃した新潟県魚沼産「コシヒカリ」は平成30年度の試験で特Aランクに返り咲きました。

特Aのコシヒカリを作る地域は意外と少ない

平成30年度の試験結果より、特Aをとった「コシヒカリ」の産地は次の14地域です。 「コシヒカリ」は東北地方以南の日本各地で栽培されている品種なので(2005年の作付比率は38%)、「意外と少ない」というのが個人的な感想です。

  • 福島県会津・浜通
  • 栃木県県北
  • 新潟県上越・中越・魚沼・佐渡
  • 富山県県西以外
  • 福井県
  • 長野県東信・北信
  • 岐阜県美濃
  • 三重県伊賀
  • 兵庫県県北

ちなみに「コシヒカリ」は近年の日本食ブームの影響で、カリフォルニア(アメリカ)でも作られています。

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