2023年現在、使用されているモバイルネットワークの電波は「3G」「4G」「5G」の3つ(メインは4G)。
今回注目するのが「3G」。3Gとは、2000年代最初の頃におもに使用されていた「第3移動通信システム」の通称で、ソフトバンクは2024年1月下旬に、ドコモは2026年3月31日に3G回線の提供を終了する予定と発表しました(auは2022年3月31日に終了済み)。
3G回線提供終了に伴い、ガラケーの使用者は否応なく4G以上対応のスマートフォンに変えなければいけなくなりました。ガラケーは4G非対応だからです。
ガラケーの使用者にとって携帯電話の会社はドコモ、ソフトバンク、auの3社だけ。しかし、スマートフォンになるとMNVOという格安スマホの提供事業者もあり、超マイナーなものを含めると600社以上になります。
2021年10月以降販売されているスマートフォン本体は全てSIMフリー端末なので、どの通信事業者と契約してもスマホ本体の機能・性能に差はでないことになります(モデルの新旧はある)。
つまり、完全に価格勝負。
価格勝負だと通信料が毎月3,000円以上安いMNVO(格安スマホ)に軍配が上がりそうですが、いままで困ったら直ぐにサポートセンターに問い合わせていた人に格安スマホは難しいと思います。
《格安スマホへの乗り換えをオススメできない人》
クレジットカードをもっていない(作るのに抵抗がある)
携帯メールをこのまま使い続けたい
困ったらサポートセンターに電話または対面で問い合わせたい
LINEなどのSNSに抵抗がある
「格安スマホに挑戦してみたい」という人は、UQモバイルかY!モバイルがオススメです。どちらもMNVOですが、全国的に取り扱い窓口があるからです。
ちなみに「通信事業者を変えるときには結構な手数料がかかる」は昔のはなし。今では乗り換えによる消費者の負担を少なくして通信事業者へ価格競争を促すために手数料はかなり減っています。これについては「スマホの通信料金の見直し、『乗り換え』を手軽にして競争を促す」を読んでください。
契約違約金(2年縛り)約10,000円 → 上限1,000円
MNPに関する手数料 3300円 → 無料
現在契約中の通信事業者の店頭に行き「電話番号はこのままで格安スマホに乗り換えたい」と伝える
→MNP予約番号を発行してもらえる
→清算方法を決める
契約したいMNVOの取り扱い窓口もしくは公式サイトで契約する(最初は店頭に行って契約内容を相談、端末購入までするのがオススメ)。
日本国内で普及しているスマートフォンをOSで分けると「Android端末」もしくは「iPhone」。
私はAndroid端末ユーザーで、Googleアカウント(XXX@gmail.com)でスマートフォン内のデータ(連絡帳、写真など)はバックアップを含めて一括管理されています。
そのため、初めてスマートフォンを持つ場合はアカウントの登録もしくは新規作成が必要になります(パスワードの設定含む)。
アカウント、利用する通信プラン、月額利用料などの支払方法が決まったらSIMカードが発行されます。このSIMカードを所定の位置にセットすれば基本的に格安スマホは使えるようになります。格安スマホの設定方法については「SIMフリー端末、UQモバイルで使えるようにする方法」を読んでみてください。
コメント
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ありがとうございます。まさにこの情報がほしかった。どんぴしゃりです!このところダイレクトメールはじゃんじゃん来るわ、で、頭を悩ませていました。機種代の仕組みも、通信費の仕組みも?なので、総合的に???
だったのですが、やっと?が一つとれました。解約時期とは・・気がつかなかった。