木造住宅で使われる「柱」の名前

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コンセントや照明スイッチの位置を現地確認していたら、

  「筋交い」の都合で…

  ここは「間柱」をつけて…

建築会社の営業担当からいろいろな住宅用語がでてきまいた。

木造住宅なので現場には木材がたくさん、それぞれに名前がついているそうです。

ちなみに、コンセントやスイッチのボックスは管柱に取り付けるのが一般的だそうですが、建具の都合などで場所が悪い場合は間柱につけるそうです(強度的な問題なし)。

今回は柱の名前について。

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現代の住宅に「大黒柱」はあまりない

木造住宅には柱がたくさん立ちますが、「柱」と聞いて一番最初にイメージされるのは「大黒柱」ではないでしょうか。

しかしこの大黒柱、最近の建築工法や様式の変化に伴い、現代の住宅から消えつつあるそうです。

大黒柱とは?

家の中で一番中心となる柱で、日本家屋では床の間の柱が大黒柱になります。

他の柱に比べて明らかに太く、構造的には家の中心にあって大きな荷重を負担するなど住宅を支える重要な役割を果たす柱です。

大黒柱の名前の由来

「大黒柱」の語源は諸説あり、大黒柱は七福神の一柱「大黒様」に由来するという説が一般的です。

他にも、古代朝廷にあった「大極殿」の柱に由来して「大極柱」と表記されていたとされていた等あります。

大黒様は食事(食物)や財産(財福)を司る神様で、その家を支えるイメージと重なります。

大黒柱に使われる木材

大黒柱は一般的に8尺(24cm角)の木材が使われ、その”大黒柱”が支えることができる重さ(圧縮力)は約34トンと言われています(通常の木造住宅の総重量が約30トン)。

イメージだけでなく、実際に大黒柱だけで家全体を支える力があります。

しかし現代の住宅は様式が変化し、大黒柱ではなく通し柱や管柱で支えるようになりました(管柱は一般的に10.5cm角、通し柱は12cm角。10cm角の木材で約6トンを支えられる)。

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大黒柱以外の柱の種類

木造住宅には大黒柱以外に、次の柱があります。

 ・通し柱

 ・管柱

 ・間柱

「通し柱」は階数をこえて通る柱

通し柱は階数を超えて通す柱で、例えば2階建ての場合は1階から2階まで通り抜けになっている柱です。

通し柱には12cm角の木材が使用され、原則四隅の隅柱には通し柱が使用されています。

出来るだけ多く使用すると強度が増します。

「管柱」はその階だけに使われる柱

管柱はその階だけに使われる柱で、例えば2階建ての場合は1階だけ、2階だけと使われている柱です。

管柱には10.5cmもしくは12cm角の木材が使用される。

「間柱」は壁紙を支える柱

間柱は住宅の荷重と支えるというより、下地として壁面を支えるための柱です。

管柱だけでは柱と柱の間隔が広くて壁材をしっかり固定できないため、間柱を入れて壁材の固定箇所を増やしています。

間柱は丈夫な壁を作るために必要不可欠な柱です。

柱としての強度を増すために、間柱-間柱、間柱-管柱、間柱-通し柱には筋交いが設置されています。

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柱に使われるJASマーク付き集成材

木材には「無垢材」と「集成材」が使用されます。

無垢材の方が良いイメージがありますが高価であり、安く上げようと間伐材を使うと経年変化(反りが出る、割れる等)を考慮すると強度面で不安が残ります。

そのため多くの住宅では複数の木を張り合わせて作った「集成材」を使うことが多いようです。

集成材は強度的に安全であり、反りや割れの心配がなく、価格も無垢材に比べて安いです。

但し、集成材として一定の品質が確保されているのはJASマーク付きの木材のみです。

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