うちの パキラ の葉が黄色くなり、その後茶色くなって葉を落としています。
パキラ の葉が黄色くなる原因は?
パキラ の葉が黄色くなる原因は、
- 水不足
- 気温が低い
- 日当たりが悪い(光不足)
- 肥料不足
- 根詰まり
- 根腐れ
- ハダニ
室内で育てる パキラ は万年生育期
植物の生育期と休眠期は気温で分かれるのが一般的で、 パキラ の場合は10℃です。
周囲の気温が10℃を下回るようになると パキラ は「休眠期」になり、気温が5℃以下になると枯れてしまいます。
周囲の気温が10℃以上に保たれている場合は休眠期がなく、冬でも生育期なので肥料も水も同じ様に必要です(居住空間で育てている場合は10℃以下になりにくい)。
乾燥しやすい時期、 パキラ に葉水する
パキラは乾燥の影響を受けやすいので、定期的には水を行います(霧吹きで水を吹き付ける)。
熱帯~温帯が原産地で、日当たりのよい場所を好むパキラにとって、冬は寒さだけでなく乾燥にも注意しなければいけません。
葉水をすることで乾燥とハダニを予防できます。
ハダニとは?
ハダニは葉の裏側に寄生するダニで、駆除せずに放置すると葉に白くて細かい斑点ができ始め、症状が悪化すると葉が黄色くなったり白くなったりして、最終的に葉が落ちてしまいます。
ハダニはとても小さいので肉眼で確認することは難しいです(ハダニが大量発生するとクモの巣状態になる)。
ハダニ は水で駆除できる
ハダニは水を嫌うので、葉水によって繁殖を防げます。
ハダニは薬剤で駆除する方法もありますが、薬剤抵抗性が強いので卵や生き残りが出て完全に駆除するのは難しいです。また、薬剤の使用は小さな子どもやペットのいる家庭では避けたいことでもあります。
パキラ 休眠期に起こりやすい根腐れ
休眠期は生長が止まるので、冬の間の水やりは1~2週間に1回くらいにして根腐れを予防します(根腐れを起こすと回復がとても難しい)。
根腐れし始めると、 パキラ の土から腐敗臭のようなイヤなニオイがします。初期の段階ならば、受け皿の水を捨てて日の当たる場所で土を乾かすなどの対処で回復可能です。
根腐れが進行すると葉がしおれ、枝や幹が柔らかくなります。触るとフカフカとしてハリが無い状態は末期で、ここまで根腐れが進行すると回復はとても難しいです。
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室内で育てる パキラ は冬も肥料が必要
生育期の パキラ は定期的に緩効性肥料をあげます(目安は2カ月に1回)。室内で育てている場合はにおいも少なく衛生的な化成肥料がおすすめです。
緩効性化成肥料とは肥料の効き方がゆっくりで、一定期間効果が長続きする粒状の肥料です。最近ではメインに緩効性肥料を使い、生育期や開花期に液肥など即効性肥料をポイントで施すケースが多いです。
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