「料理までオートメーション化、か」
英国のモーリーロボティクス社が開発中の家庭用調理機器『Moley(モーリー)』が注目を集めています。
モーリーは早ければ’17年には完成し、普及型キッチンロボットとし100万円台で販売されると言われています。
一方では開発にはまだ5~10年はかかり、販売価格も約900万円とも言われています(富裕層や老人ホーム向けとも)。
家を作るためにLIXILの展示場に行ったのですが、標準的なシステムキッチン『アレスタ』は55~70万円です。
「プラス100万円で調理機能がつくのか」
今や洗濯機は乾燥まで全自動(衣類を畳むロボットも登場)、様々な家電にはオートクリーン機能がつき人の手による掃除は不要、勝手に動いて掃除してくれる掃除機さえあります。
様々な職業、業種がロボットにとって代わられる中で専業主婦も立場が危ぶまれ始めました。そういう時代とはいえ、専業主婦が存在意義を主張するのも難しくなりつつあります
今回は専業主婦の最後の砦ともいえるキッチンでの立場を危うくする家庭用調理機器『モーリー』についてまとめてみました。
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家庭用調理機器『Moley(モーリー)』はフルオーダーキッチンで、普通のシステムキッチンの天井から2本のロボットアームが伸びたような見た目をしています。
「どこからどこまでやってくれるの?」
モーリーは調理から盛り付け、そして後片付けや掃除までやってくれます。人間がやるのは材料を買ってくること、そして食べたいものを選ぶことだけです。
レストランの演出のように、プレートにソースやチョコレートで絵を描いての盛り付けもできるようです。
「レシピは何種類あるの?」
レシピはスマートフォンなどのタブレット端末からアクセスできるレシピ集から選ぶことができ、レシピの種類は現時点で数千種類を予定されています。
各レシピは世界中のトップクラスのシェフのものを予定し、自宅で気軽に一流の味を楽しめることもモーリーのセールスポイントです。
Cookpadのように利用者などが自由におすすめレシピを登録できるようになったら、その数は無限大ともいえます。
「人間がキッチンを使えないの?」
ロボットアームが稼働していなければ普通のキッチンと同じ、水を一杯飲むことやコーヒーをいれることはもちろん、人が料理をすることだってできます。
モーリーは腕が天井にはえている以外は普通のシンプルなデザインなので、どんな内装にも合わせやすいです。
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