夏バテを防ぐ『暑熱馴化』、発汗機能を活性化させる

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 ヒトの体は体内の水で体温を調整していて、気温が上がると同時に体温も上がる夏は「汗をかくこと」で体温を下げています。

 この汗をかくこと、発汗機能は気温の低い期間に鈍っています。
 そのため、季節外れの暑さで体調を崩してしまうのは汗をかく機能が未だ活性化していないからです。

暑くなる前に『暑熱馴化』をする

 ヒトに限らず生物は環境変化にすぐに対応はできず、変化に徐々に対応していく必要があります。
 環境変化に対応していうことを「馴化じゅんか」といい、夏の暑さに体を対応させていくことを「暑熱馴化しょねつじゅんか」といいます。

 暑熱馴化には、発汗機能の活性化が重要です。
 暑さが本格化する前に汗をかく機能を活性化させ、熱さが本格化したときに体が汗をかいて体温を下げられるようにしておくことが大切です。

 馴化させるのには1~2週間ほどかかります。
 この期間、次のような少し汗ばむ状況を作って発汗機能を活性化させます。

 ・38~40℃の湯船につかる
 ・5~10分間の軽いウォーキングを行う

暑熱馴化期間は水分補給が大切

 汗をかくためには「水分」が必要なので、水分補給を忘れずに行います。
 目安としては1日1.5~2.5リットル程度、水や白湯を飲むようにします。特に、就寝前と起床後はコップ1杯程度の水を飲むようにします。

 暑熱馴化期間中の食事はスープ、サラダ、フルーツなどを積極的にとります。

 糖質ダイエットやロカボダイエットをしている人は普通よりも水分不足になりやすいので、食事内容や水分不足に十分注意します。

 アルカリイオン水はヒトの体と同じpH8.5程度の弱アルカリ性なので、体との相性がよく水分の吸収率が高いです。

 また、ヒトの体は酸性に傾きがちなので、アルカリイオン水でアルカリ性に戻すと新陳代謝が上がり体調を回復させる効果が期待されています。美肌効果も同様に期待されています。

 環境汚染が少ないところにある海洋深層水にはミネラルが多く、このミネラルバランスは人間の体に近いので吸収がよく、細胞に好適です。
 DHCの海洋深層水は伊豆赤沢沖の日本最深800mという深海から採水しています。

暑熱馴化は汗の臭い対策になる

 汗は、汗腺が血液をろ過し抽出した血しょうから出来ていて、老廃物を含んでいます。

 暑熱順化により汗をかく機能が活性化すれば、老廃物の濃度が薄まってさらりとした水のような汗になります。水のような汗は蒸発が早く、細菌の繁殖も抑えられるのでニオイもあまりありません。

 汗をかく機能が不十分の汗は老廃物の濃度が濃く、これをエサにして細菌が繁殖しやすいので強いニオイを発しやすくなります。

 汗の臭い対策については「『汗のニオイ』はトラウマになりやすい。小学生の汗のニオイ対策 」を読んでください。

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