9月下旬頃から市内で携帯電話事業者が新しい電波(700MHz帯)を使用し始めます。700MHz帯とは、この事業の目的はをまとめてみました。
700MHz帯の周波数を携帯電話が使う
携帯電話などの移動通信サービスの通信量が急増したため、地上波テレビがアナログ放送からデジタル放送に変わったことで空いた700MHz周波数帯を次の携帯電話事業者4社が使うことになりました(平成24年認定)。
- 株式会社NTTドコモ
- KDDI株式会社
- 沖縄セルラー電話株式会社
- ソフトバンク株式会社(イー・アクセス株式会社)
地上デジタルテレビ放送の受信障害対策
700MHz帯を移動通信サービスに利用されることになり、地上デジタルテレビ放送の受信に影響が出る恐れがあるため、通信障害対策を上の4社が共同で行っています。
「700MHz利用推進協会」は事業の一元化して円滑に進めるために設立されました。
テレビの受信障害の改善対策
700MHz帯の通信電波がテレビアンテナで強く受信されてしまうと、地上デジタルテレビ放送の映像が乱れたり移らなくなる可能性があります。
テレビ放送の受信に影響がでる恐れがある地域の世帯には事前に協会から案内通知が投函されたり、工事の依頼があります。。
受信を改善するための工事では基地局からの電波をカットするフィルターをアンテナに取り付けたり、地上デジタル放送の周波数のみを増幅するブースターへの交換をしたりします。
工事費用は協会が負担しているので、工事作業者が費用を請求することはありません。
詐欺には要注意
- 工事は無償なので作業員が費用を請求することはない
- 勝手に工事されることはなく、必ず了承を得たうえで行われる
- 作業員は<テレビ受信障害対策員証>を身につけている
何か困ったら受信障害対策コールセンターへ
700MHzテレビ受信障害対策コールセンターの受付時間は土日祝日および年末年始を含む9時~22時です。
電話番号は0120-700-012、IP電話などで繋がらない場合は、050-3786-0700にかけます。
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