iDeCoで運用していた商品がなくなるとどうなる?

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iDeCoを現在運用しているSBI証券から「iDeCo運用商品の除外に関する案内」が届きました。法改正により商品数の上限が35となり、現在ある商品を35以下に取捨選択するためです。この制度導入に対して加入者がやることをまとめました。

法改正により商品数の上限が35に変更

2018年5月に確定拠出年金の制度改正が行われ(確定拠出年金法施行令第15条の2)、<個人型確定拠出年金の1プランで提示できる商品数の上限が35>になりました。

移行のための猶予期間は5年間、2023年4月30日までにSBI証券では除外商品を決定し、新規掛金による購入の停止をします(閉鎖型になる)。

除外商品の決定方法

運用商品の除外については金融機関の独断で決めることができません。

除外候補の運用商品の選定

金融機関が信託報酬等のコストや残高、拠出金額、商品性などを総合的にみて除外候補の運用商品を選定します。

同意書の送付(SBI証券の場合)

運用商品の除外には、除外対象の運用商品を保有している人もしくは掛金配分設定している人の3分の2以上の同意が必要です。

SBI証券では該当者に対して同意取得の案内を郵送にて送り、通知内容を確認することになっています。

除外商品の決定後は?

除外商品の決定は2023年4月30日までに実施されます。除外商品の決定は同意を取れたら実行されるので、随時除外されていくと考えられます。

2018年4月30日以前に保有している数量についてはこの後もそのまま保有し、運用を続けることができます(閉鎖型になるだけ)。

2018年5月1日以降購入したと見なされる分は現金化されます(SBI証券では2018年4月30日時点で保有していた数量を上回る数量を5月1日以降の購入分とみなす予定)。

除外が決定した商品は新規購入はできなくなります。決定するまでは今後も新規購入可能です(決定後には新規購入分が現金化される)。

スイッチング(預け替え)とは?

スイッチングとは<現在保有している運用商品を売却し、その代金で別の運用商品を購入すること>です。

除外される予定の商品を運用している場合、スイッチングは1つの選択肢ですが、現在案内されている除外予定商品以外の運用商品が除外商品となることもある点に注意が必要です。

保有数量の現金化とは?

除外商品を2018年5月1日以降購入した場合は、その保有数量が現金化されます。

現金化といっても、確定拠出年金では現金のまま保有したり、60歳未満の人が引き出すことはできないので、いずれかの商品を購入することになります。

結局、スイッチングと似たような状況であり、現金化された代金で別の運用商品を購入することが必要となります。

 

現在保有している4商品のうち、バランス型の商品が除外対象商品となっています。

  • 日本株ファンド
  • 外国株式インデックスファンド
  • 新興国インデックスファンド
  • バランス型

現金化されてから商品を購入しても良かったのですが、増益率も他に比べて低かったのでスイッチングしました。

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