ソーラー発電所、積雪による事故増加の報告

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 昨日は天気予報が当たり朝から雪。久しぶりに道路にも積もる降雪量でした。

 積雪に喜ぶのは子どもだけで、食料の買い出しや灯油の在庫確認など関東平野部は積雪情報が出ると慌ただしくなります。おかげで冷凍庫がパンパンです。

 一夜明けた今朝は庭の雪も大部分が溶けていましたが、山の方は未だ残っています。埼玉県内もソーラー発電所が増えていますが、近くのソーラー発電所にも雪がみっしり積もっていました。

 先日、ソーラー発電所の積雪が問題になりました。

 NITEが「積雪量の多い時期に太陽光発電設備の事故が増加する」と発表したからです。

 北海道~東北地方を中心に発生し、大雪が観測された年に急増しているなど……「想像付きそうなものだけど」とは思うのですが、事故の規模は3万キロワット超と大きいです(依存度によっては停電に発展する可能性もある)。

2018年~2021年の4年間で43件の報告(住宅用ソーラーパネル約7.5万世帯相当分)

東北地方~北海道を中心に12月~4月の間に発生(特に2月が多い)

全国的に記録的な大雪が記録された年は多発(2020年度は28件、2021年度は14件)

 氷雪による破損事故の約8割が、太陽電池モジュールに積もった雪の重みによる架台の破損

 NITE(製品評価技術基盤機構)は、早期の点検と除雪で事故を未然に防ぐことが重要と示唆しています。

 関東圏は雪が降ると人々の動きがマヒするので、積雪時の点検がままならなくなる山間への設置を今後は歓迎しかねる報告。

 頼りになるのは技術面での改善。各メーカーでは地域の気象条件に応じた架台の強化設計、パネル傾斜格や設置高度の増加などが検討されているようです。

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