玄関先で育てている柚子の木に、葉が葉脈だけになる異常が発生。
原因を探すために葉を観察してみたら、イモムシ、小さいので毛虫かもしれませんが、写真のような虫がついていました。
原因はアゲハチョウの幼虫
写真に撮って画像検索したら、アゲハチョウの幼虫と判明。先日アゲハチョウが植木鉢で育てている柚子の木の周りを飛んでいたのを思い出しました。
アゲハチョウはミカン科の木を好むそうです。
蝶になるということで捕殺を躊躇しましたが(蛾なら即実行)、大量についていて柚子の葉もたくさん食べられてしまった状態だったので目につく限り捕殺し、薬剤も散布しました。
我が家のゆずは今は生育に集中する時期。光合成に重要な葉を食べてしまう幼虫を放っておくと木の生育に悪影響があります(生長が止まる、場合によっては枯れる)。
幼虫は春と秋に発生する
蛾や蝶の幼虫である青虫や毛虫は4月~6月(春)と9月~11月(秋)の年2回発生します。
春と秋は葉の表側と裏側をよく観察し、特に葉脈だけになっていた葉の上と下の葉に注意して、幼虫(青虫や毛虫)を探します。
見つけたら捕殺か薬剤での殺虫です(幼虫は大きくなると薬剤がききにくくなる)。
アゲハチョウの幼虫を素手で触っても、特にそれで腫れた・かぶれたという報告はありません。
ただし、違う種類の幼虫である可能性もあるので、できるだけ素手では触らず割り箸などで挟んで捨てるほうが安全です。
幼虫は成長にあわせて見た目が変わります。
2022年、初めて柚子がツボミを付けたので、ゆずに害があるようならば駆除する予定です(その後の強風の日に見なくなりました)。
コメント
[…] そして、2022年もアゲハチョウの幼虫がきました。 […]
[…] 柚子につく代表的な害虫はアブラムシ・ハモグリガ・アゲハチョウの幼虫・カメムシです。 […]