消費者庁がアフィリエイト広告の規制強化を検討しているようです。
規制を強化する手段として挙げられているのが『アフィリエイト広告への景品表示法の適用』と、景品表示法の改正です。
規制強化に向けてはまず消費者庁は6月上旬に「アフィリエイト広告等に関する検討会」を実施するとのこと。
同検討会では、アフィリエイト広告に景品表示法の適用することに関する考え方や不当表示の未然防止のための取り組みが主な検討事項になるようです。
今回はアフィリエイト広告の規制についてまとめました。
このブログにもアフィリエイト広告を貼っていますが、本ブログのようにテーマが特にない場合は閲覧者によって広告が変動するGoogleアドセンスの方が向いていたりします。
比較的アフィリエイト広告は何かに特化したサイトに向いているようです。
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アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告はWEBマーケティングの広告手法の1つで、アフィリエイターが自分のホームページやブログなどで商品やサービスを宣伝するWEB広告です。WEB広告には広告主から指定されたリンクを貼り付けます。
アフィリエイト広告の掲載は広告主との契約が必要で、A8.netやバリューコマースなどのASP(※)が仲介して契約は締結されます。
※アフィリエイトサービスを提供する会社。広告主とアフィリエイターの橋渡し役で、アフィリエイターはASPを介して広告主と契約を結んで広告を掲載することが多い。
広告掲載の報酬は広告主に指定されたリンクがクリックされ、商品購入・サービスの申し込み・資料請求など一定の条件を満たされれば発生します。報酬発生条件や報酬額は契約によって大きく幅があります。
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アフィリエイターは何人くらいいる?
2020年12月に実施された調査によると、アフィリエイターは個人で400~500万人で、副業目的の人が多いです。
アフィリエイト広告の市場規模は?
アフィリエイト広告などのWEB広告の市場規模は活況で、2020年12月の調査では右肩上がりで3000億円でした。
アフィリエイト広告の規制が検討される理由
アフィリエイト広告が規制されそうな理由は、製品の効果効能に関する虚偽誇大広告が消費者に誤った理解を招いているという問題にあります。
アフィリエイト広告は”アフィリエイター”が成果報酬を求めて虚偽誇大広告を打つ事例が多々みられ、国民生活センターによるとネット広告をめぐるトラブル相談は2019年で約86,000件と過去最多でした。
参考:「アフィリエイト」広告、消費者庁が大規模調査へ – 産経ニュース (sankei.com)
【私論】アフィリエイト広告の規制が強化されると?
アフィリエイト広告については誇大表示等をするアフィリエイターやASPが悪いという指摘がありますが、消費者庁はアフィリエイト広告については広告主の管理が大前提と考えているようです。
参考:消費者庁、アフィリエイト広告規制強化へ 6月から景表法の適用を整理する検討会を開催 | 日本ネット経済新聞(netkeizai.com)
検討されている規制は消費者庁は誇大広告などの不当表示が生じない健全な広告の運用への対策が目的となっているため、私論ですが規制が強化されるとASPや広告主によるサイトの審査が厳しくなることが予想されます。
誇大広告などの問題が起きる原因の一端には、広告主がアフィリエイト広告を管理しきれていないことがあるからです。
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