mRNAワクチンが従来のワクチンと違う扱いを受ける理由(予防接種を受ける目的)

2021年4月13日に埼玉県内で医療従事者を除く一般市民(65歳以上の高齢者)への新型コロナワクチン接種が始まりました。

始まったのはさいたま市で、市は重症化リスクの高い高齢者施設を優先するとのこと。13日には145人の接種が終わり、「目立った副反応はない」と報じられました。

<新型コロナ>一般市民へのワクチン接種、さいたまで始まる 高齢者施設を優先、重症化リスクなど考慮(埼玉新聞) – Yahoo!ニュース

新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたが、高齢者施設に入っていない一般高齢者への接種は未定状態。

アラフォーの私が対象になるのは未だ先のこと。

今回の予防接種で使われるのは従来の予防接種で使われるたんぱく質系ワクチン(生ワクチン・不活化ワクチン)とはメカニズムが異なるという第3のワクチン「mRNAワクチン」。

改めてどんなメカニズムのワクチンなのか、予防接種を受ける理由と併せてまとめました。

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予防接種を受ける理由(目的)

感染症を予防するための免疫(抵抗する力)を作るサポートをするのが予防接種です。

「感染症」とはウイルスや細菌などの微生物が体内に入り、体内で増加することにより発症する病気のことです。微生物の種類によって症状は異なります。

予防接種では、ウイルスや細菌が作り出す毒素を弱めたワクチン(予防接種液)を接種し、その病気に対する抵抗力(免疫)を身につけます。

しかし、予防接種液も万能薬ではないので、接種当日の体調などによっては希望する抵抗力が身につかなかったり、長期の効果を保つために一定間隔で追加接種が必要な場合があります。

新型コロナウイルス感染症を防ぐには腸内環境を整えて「免疫」を高めることが大事 | 『 』 (xn--k9jc5i.com)

「mRNAワクチン」とは

感染症に対する体の抵抗力(免疫)は免疫細胞の記憶次第であり、「これは危険」と免疫細胞が記憶すれば以降同じ細菌やウイルスが体内に入ってきても免疫細胞が敵とみなして排除してくれます。

そのために従来のワクチンでは私たちは毒素を弱めた病原体を体内にいれて、つまり実物に接することで免疫細胞にこれは敵だと記憶してもらいました。

mRNAワクチンに入っているのは病原体(実物)ではなく、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の図面(mRNA)が入っています。

私たちの体の細胞は貪欲なので、体内に入ってきたmRNAの図面をもとに新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を合成します。

次に「この合成したスパイクタンパク質は敵」と免疫細胞に記憶させます。

その結果、実際にそのスパイクタンパク質をもつ新型コロナウイルスが入ってきたときに「これは敵」と記憶していた免疫細胞が総攻撃で排除してくれます。

mRNAは病原体ではないので感染症は発症しない

体内に入ってくるのはスパイクタンパク質の図面のみなので、新型コロナウイルスそのものが合成されるわけではないので新型コロナ感染症にかかることはなく比較的安全といわれています(合成されたタンパク質に対する副反応の懸念あり)。

但し、別の視点からの危険性はあります。

mRNAワクチンは一部で「遺伝子操作」や「遺伝子組み換え」と危険視されてもいます。

それは「新型コロナウイルスのmRNA」という本来人体にはなかった図面を体内に持ち込むことで、私たちの体にある生体システムに人工的に新たなシステムを組み込んだからです。

従来のワクチンは本来の免疫システムを使って免疫をつけています。

しかも今回のmRNAワクチンで人工的に介入したのは複雑な免疫システムであり、ワクチンの影響でアレルギー・過敏症・自己免疫疾患にもたらす危険性があります。

mRNAはウイルスなどの変異にも対応させやすい

mRNAワクチンの開発はウイルスの遺伝子情報さえ手に入れば短期間で進み、もしウイルスが変異したとしても変異した部分を変えたmRNAを合成すれば良いため、mRNAワクチンは変異ウイルスにも強い効果が期待できます。

免疫機能は36.5℃以上の体温で高まる

ワクチンを接種しても体内の免疫機能がしっかり働いてくれなければ十分な効果が得られません。

免疫機能の主力である免疫細胞は血液の中にいて、免疫細胞の働きには血流や体温が大きく関係します。

体が冷えた状態だと素早く動けないのは私たちも免疫細胞も同じです。

体温が下がって血行が悪い状態だと免疫細胞は体内の異物を発見しても素早い攻撃ができないと言われ、体温が1℃下がると免疫力が約30%低下することが研究で分かっています(逆に1℃上げると免疫力が5~6倍アップする)。

結果、体温が36.5℃以上で免疫力は正常に保たれると言われます。

36.5℃以上の体温を維持するには適切な服装を心がけて血流を良くしておくこと、そして適度な筋肉をつけておくことが必要です。

筋肉はウレタンマットのようなものなので、定期的に運動をして適度な厚さで体を覆っておくと保温が効いて体温を維持できます。

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