コロナ禍で生まれた事前予約制や柔軟な料金設定

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新型コロナ感染症対策として『事前予約制』を導入する観光・文化施設が増加してきました。予約者のみ施設に入れるので入場者数が制限されます。

入場者数制限により入場料収入は減りますが、行列や混雑なく娯楽を楽しめる『ニューノーマル(新常態)』は利用者に好評のようです。

確かに普段は某ランドに興味がない私でも、某ランドの事前予約制のニュースを見ながら「(事前予約が必要でも)空いているなら行っても良いかな」と思ったりしました。

入場者数を管理して3密を防ぐ方法として【ダイナミック・プライシング】も注目されています。

日本語にすると“柔軟的な料金設定”で、混雑する時間帯・曜日・季節は料金を上げて利用者を少なく、逆に閑散期は料金を下げて利用者数を増やすというように、料金を柔軟に変動させることで利用者数をコントロールして過度な混雑を防ぎます。

需要の凸凹が鳴らされることで設備の稼働率が上がるため事業者にもメリットがあります。屋外の施設の場合は天候も料金変動の要因になります。

ダイナミック・プライシングの導入についてはJR東日本や私鉄大手の東急も前向きな姿勢。運賃体系を柔軟にし、朝晩のラッシュの時間帯と昼間の比較的空いている時間帯の料金に差をつけることで乗客を混雑→閑散屁とシフトさせたいと考えているようです。

事前予約制を導入して開園している東京ディズニーリゾートの運営会社はダイナミック・プライシングもすでに導入。入園時刻によって異なる3種類のチケットを発売しています(価格差は1,000円ほど)。ユニバーサルスタジオジャパンもダイナミック・プライシングを導入し、時期によって入場料を変動させて年間を通じ入園者数の平準化を図っています。

ダイナミック・プライシングの実現の背景には情報技術(IT)による需要予測の精度向上があります。

私も宿泊施設の予約時や、西武戦(プロ野球観戦)のチケット購入時にダイナミック・プライシングを体験しています。今後は硬直的だった交通運賃などの公共料金にテコ入れができればと社会的に期待されていますし、私も期待しています。

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