夏になると氷をいれた冷たい飲み物をよく飲むのでコースターの出番が増えます。今までハンドメイドした布製コースターを使っていましたが、このたび話題の珪藻土コースターを購入しました。
珪藻土コースターは陶器と似ている
- 落として割れないのか
- 机に傷をつけないか
珪藻土は粒の表面が多孔質で水分を吸収しやすい素材です。珪藻土コースターは珪藻土に水を混ぜて生地を作り、型にはめて適切な速度で硬化させていきます。
焼き固めることはなく硬化と乾燥のみで作っていくので、陶器でいうと〈素焼き〉の状態で落とせば割れるし、平らじゃないところで使用して変に力がかかっても割れてしまいます。
珪藻土コースターの機能は表面にあるたくさんの孔のおかげなので、それを塞ぐように表面に塗料やコーティング剤をつけるようなことはあまりありません。
そのため、表面に欠けや微量な粉がでてきたり、それが原因でテーブルに傷がつく可能性があります。
珪藻土は水をよく吸う素材であり、乾燥剤ではありません。だから、カビを防ぐために定期的に乾燥させる必要があります。
乾燥は風通しのよいところで陰干しがいいです。天日干しは反りの原因になるのでやめましょう。夏は２週間に１回、冬は１週間に１回の陰干しがよいです。
珪藻土コースターがカビたら？
“キッチン泡ハイター”のような泡タイプの漂白剤をコースターに吹き付けて30秒～１分間おいたから流水でしっかり洗い流します。
漂白剤を水に混ぜてのつけおきはコースターを破損させる可能性があります。
コーヒーなどのシミがついたら？
食器用洗剤など表面活性剤は表面の孔をふさいでしまうので使ってはいけません。
“キッチン泡ハイター”のような泡タイプの漂白剤をコースターに吹き付けて30秒～１分間おいたから流水でしっかり洗い流します。
漂白剤を水に混ぜてのつけおきはコースターを破損させる可能性があります。
コースターの吸水力が落ちたら？
珪藻土表面の孔が目詰まりした可能性が高いです。400番程度のサンドペーパー（やすり）で表面を薄く削ると吸水力が戻ります。
珪藻土コースターにスプレーで水を吹きかけると、５分程度で乾きました（しっとり感は残りますが）。
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