「私、桃アレルギー」
桃を食べると喉がイガイガしてかゆくなる、こんなアレルギーの人に会いました。
それも3人、立て続けに。
私の人生で今まで桃アレルギーの人は身近にいなかったので
桃アレルギーって埼玉県北部の郷土病?
[/word_balloon]違います。
実は花粉症と桃アレルギーには密接なつながりがあります。
[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]
花粉と桃はアレルゲンの構造が似ている
花粉症の原因(アレルゲン)である花粉のたんぱく質と桃のたんぱく質は一部が共通しているため、桃を食べたときに体は「花粉が入ってきた」と勘違いしてアレルギー反応を起こすことがあります。
[su_label]参考[/su_label]口腔アレルギー症候群・ラテックスフルーツ症候群の診断・治療 | 渋谷内科・呼吸器アレルギークリニック (shibuya-naika.jp)
桃以外の野菜・果物
桃以外にもアレルギー反応を起こす植物由来の食べ物はいくつもあるそうで、そのため「桃アレルギー」ではなく「口腔アレルギー症候群」と言われます。
花粉のたんぱく質の構造と一部が共通した野菜・フルーツ(例)
セロリ、ニンジン、トマト、ジャガイモ
リンゴ、キウイ、桃、メロン、サクランボ、マンゴー、グレープフルーツ
ゴムに触れて起きるアレルギー反応
花粉や桃のたんぱく質とラテックスのたんぱく質も構造の一部が共通しているので、ラテックスを含むゴム手袋に触れて痒くなるというようなアレルギー反応を起こすことがあります。
そのため、これらアレルギーを全て併せて「口腔アレルギー症候群・ラテックスフルーツ症候群(OAS)」と言われているようです。
[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]
主なアレルギー症状
「口腔アレルギー症候群・ラテックスフルーツ症候群(OAS)」は口の中や唇の違和感(しびれ)、顔が腫れる、呼吸が難しくなるなどの症状がでます。
摂取してからおよそ15分以内に症状がでるそうです。
症状が悪化すると、気管支炎喘息やアナフィラキシーショックを引き起こすので要注意です。
[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]
子どももアレルギーを知っておくべき
アレルギーは命にかかわることなので、子どもでも
「人によっては食べてはいけないものがある」
「食べると死んじゃうかもしれない」
これらをきちんと教えておかなくてはなりません。
子ども本人にアレルギーがなくても、学校等でアレルギーのある子どもと接する機会はあります。
アレルギーは「子どもだから」ですませられるものではありません。
子どものアレルギー発症例(実例)
先日、桃アレルギーの子どもの弁当箱のフタにキウイがのっていたことがあり、同じアレルギー反応が起こる可能性から幼稚園はその子の保護者に連絡をしました(普段は給食で月に1回お弁当の日がある幼稚園)。
キウイがのっていた原因はお弁当の中身の交換でした。
幸い今回は何も問題が起きませんでしたが、お弁当の中身の交換はアレルギーを持つ子どもの保護者と幼稚園にとって恐怖ですよね。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]
[su_label type=”info”]ブログをメールで購読[/su_label]
メールアドレスを入力して「購読」すると、更新をメールで受信できます。
コメント
[…] 関連記事花粉症の人が桃を食べると喉がかゆくなる? | 『 』 […]