バスルームのカビを予防するコツ

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風呂場の扉の近くに黒カビを発見してから約2週間、面倒で放っておいたら次はカウンター(水栓の下にある台)の下の床に黒カビが発生していました(気づいたら広範囲)。

「これ以上放置したら拡大してしまう」

重い腰をあげ、先ほど市販のカビ取り用洗浄剤『カビキラー』を噴射してきました。市販の洗浄剤以外のカビ取りとしては”重曹+酢”で落ちるという話です(試したことはありません)。

市販のカビ取り用洗浄剤は「体によくない」「子どもやペットのいる家に安全じゃない」「エコじゃない」といいますが徹底洗浄しないで残ったカビの方が有害だと私は思っています。

参考:健康コラムvol.156 カビが引き起こす怖い病気(オムロン公式サイト)

確かにカビキラーを噴射するとフロ場の扉をキッチリ閉めても塩素臭が漂います。特に今の時期は家中を締め切ってエアコンを使用しているので塩素臭が充満するのはちょっと困ります。

「どうしてカビルンルンがいるの?」

洗面所立ち入り禁止を私に言い渡された娘の疑問顔に、”どうして”が分かれば黒カビの発生を防げる可能性があると思って調べてみました。LIONリビングケアマイスター吉井さんの「浴室のカビを予防するための日々のちょっとした工夫」(Lidea)を参考にしています。

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20~30℃の環境でカビはよく育つ

風呂場を換気するために基本的に窓を開けたままにしている家庭は多いでしょう。しかしこの季節は夜間でも埼玉県内の外気温は約25℃、湿度も高くて風呂場は常にムシムシした状態になってしまいます。

つまり、窓をあけていても風呂場は<カビが発生するための最高の条件>を維持しているのです。

風呂場に発生するカビには黒カビ(学名:クラドスポリウム)の他に、水まわりに発生するピンク色の赤色酵母(学名:ロドトルア)と同じく水まわりに発生する茶色いカビのフォーマがあります。

 

カビが発生するための最高の条件

温度 20~30℃
水分 湿度70%RH以上の水滴
栄養

風呂場は温度のコントロールが難しいですが、風呂場を使用した後は換気扇を回したり窓をあけたりして籠った熱気を追い出して冷ますようにします。

水滴が残らないようにお湯のシャワーを浴室全体にかけますこのときカビの栄養源となる皮脂や石鹸カスも同時に洗い流すことができます。水のシャワーをかけると浴室内に水滴が残りやすくなり逆効果になります。

<カビやすい場所>は汚れがつきやすいスポットです

  • 洗い場周辺の壁と床
  • 排水口
  • 体を洗うときの肩の位置より低い位置

立ってシャワーを浴びる人がいる家の場合は2メートルくらいの高い位置まで壁に汚れがつきます。使用後は温かいシャワーを風呂場全体にかけて飛び散った汚れをしっかり洗い流します。

壁や床についている水滴を拭き取るとさらに良いです(壁や床がカルキで白くなることも同時に防げる)。雑巾で拭き取っても良いですが、スクイージーを使うと短い時間で簡単にできます。

お湯のシャワーだけでは完全に汚れが落ちないので、週に1回は洗剤を使って汚れを落します。柔らかいスポンジでこするようにして汚れをおとします。

研磨するようなメラミンスポンジや固いブラシは細かいキズがついてしまうので使用しないようにしましょう(細かいキズは新たなカビの原因になる)。

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カビは原因菌のうちに取り除く

黒カビは『カビの原因菌』が成長した姿です。カビの原因菌は未だ目に見えないので、どこにいるか分からない原因菌に対処するには『防カビくん煙剤』(LION)が有効です(防カビ効果が1~2ヶ月間続く)。

防カビくん煙剤は生石灰が水で発熱する原理を利用して煙を発生させています。煙になった除菌成分が浴室の隅々まで行きわたります(風呂場の扉を閉めて90分以上放置し、30分以上換気したら除菌完了)。くん煙剤は天井に潜む原因菌(天井カビ)も除菌できます。

壁や床にいるカビの原因菌よりも、天井の原因菌の方がカビの胞子をまき散らします。浴室内のカビ発生を抑えるならば天井の原因菌を除くのが有効です

但し、防カビくん煙剤では黒カビを取り除くことはできません(黒カビの進行を止めることは可能)。黒カビはカビ取り用洗浄剤『カビキラー』で取り除くしかありません。

<カビ取り用洗浄剤を使うコツ>

  • 皮脂や石けんカス汚れは予め落としておく
  • カビ取りしたい場所が乾いている状態で使う
  • 洗浄剤が薄くつけば十分効果がある
  • 洗浄剤をかけたらこすらない
  • 色の濃いカビはスプレー後にティッシュなどでラップ

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黒カビのバイオリズムを知る

気温が25℃近くなる5月~7月上旬は黒カビの”増殖シーズン”で、梅雨のジメジメが続くこの時期はカビにとって絶好の時期です。同じく9月~10月の秋の長雨の時期も”増殖シーズン”となります。

暑くなり過ぎるとどうなるのか?

カビも夏バテします。気温が30℃を超えだす7月中旬から8月末まではカビの増殖スピードが遅くなります。

この猛暑を感謝するべきか?

いいえ、風呂場の場合は窓を開けっ放しにした夜間(25℃前後)になるとカビにとって最高の環境になります。

冬になるとどうなるのか?

気温が低くなる時期(11月~4月)は気温が低いため黒カビに成長しにくくなりますが、原因菌は残ったままなのでまた温かくなりはじめたら黒く成長し始めます。気温が暖かくなる前にくん煙剤をつかって原因菌の段階で取り除くと良いです。

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