ランドセルを選ぶための活動「 ラン活 」の始まりは幼稚園年中さんの3学期からというのが最近の流行です。
まずはカタログ請求から。
ランドセルの情報を早く集めれば、早期購入ができたり、気に入ったものが売り切れていたなどを防ぐことができます。
実際、子どもが幼稚園に入園した直後からランドセルのカタログをもらいました。「こんなに早く!?(幼稚園に入園したばかりなのに)」と心底驚いたものです。
2024年1月に本記事をリライトしました:ランドセル選び は家族総出。ランドセルを夏休みに買う人が多い、まずは資料請求」
ラン活 は子どもと選べる夏休みが勝負どき
ランドセルの購入は7月~8月がピーク、ある調査によると全体の約45%がこの期間中に購入していました。
ちなみにランドセルの購入の早期化が進んでいることは事実ですが、ランドセルは年間を通じて購入できるので自分たちのペースでしっかり選ぶのが大切です。
ラン活 ①ランドセルの価格は?
ランドセルの価格には幅がありますが、全体の半数が4.5~6.0万円のようです(7.5万円以上は約5%)。
ラン活 ②ランドセルは誰が選ぶ?
ランドセルを選ぶのは「子ども」であることが多く、ある調査では約77%が「ほとんど子どもが選んだ」と回答。
「ほとんど」というのは価格やブランドなど様々な理由をもとに保護者ある程度まで候補を絞ったという意味です。ランドセル選びでは子どもの希望と親の拘りを上手に混ぜ合わせることが大切です。
子どもが選ぶ場合、スーパーやショッピングモールといった量販店で実物を見ながら選ぶ方法をとる保護者が多いそうです(実物を見たあとその場で買うこともあれば、各メーカーのECショップやAmazonなどで買うケースもある)。
ラン活 での失敗と先輩からのアドバイス
ラン活 での失敗で最も多いのが次の2つ、
- サイズが小さかった
- 軽いほうにすればよかった
また、幼い頃のデザインに寄せすぎて成長したときに嫌がるようになるケースもあるようです。
ランドセルを買うときはかわいいものを欲しがりましたが、シンプルなものに。成長とともに趣味が変わるので、本人が「キラキラを選ばなくて良かった」と言っています。
ランドセルには、教科書だけでなく上履きや体操着を入れることも。
最近では配布物にA4書類が増えてきたこともあって、多くのメーカーが「大容量化」を目指しているようです。
たかが100グラムの違いでも、教科書を入れたらかなりの重さ。軽い方がいいので、重量重視で決めるのが良いと思います。
重さがあることから、ランドセルは軽さ以外にもベルトの位置や背中のクッションも重視されています。
素材は本物志向で牛革とかにする人もいるようですが、軽くて雨にも強い人工皮革が全体の80%以上を占めています。
素材(人工皮革)が自分の時代よりつぶれにくいし丈夫になったなあとビックリ。これなら6年間使っても安心だと思いました。
ラン活 の始まりはカタログ請求から
オーダーメイドや数量限定など、プレミアム感のあるランドセルの購入を希望の場合は早めのラン活がおすすめです。
どこで買うか決めたらカタログ請求をし、実物を見に行き子どもに背負わせてランドセルを決めるのが一般的なランドセル購入のステップです。
工房メーカーのランドセルの特徴
工房メーカーのランドセルは注文を受けてから作るので完成まで時間がかかり、数量も限定されていることが多いため、早めにカタログ請求をする必要があります。
大手メーカーのランドセルの特徴
大手メーカーのランドセルは通年購入が可能なので、数量限定でない場合は急いでカタログ請求をする必要はありません(早期購入特典は別)。
大手メーカーのランドセルは利用者も多く、過去の利用者の意見を反映させて機能面やデザインを改善しているので信頼性が高いです。
ラン活 ではランドセルの付属品もチェック
小学生とその保護者がランドセルとセットで準備しておいたほうがいい、しておけば良かったというアイテムは、
- ランドセルカバー
- パスケース・キーケース
- 折り畳み傘
ランドセルカバーはキズが付きにくくなるのはもちろん、雨も防いでくれいます。何より子どもの気にいったカバーを購入すると、よりランドセルを大事にしてくれます。
目につくところにパスケースをひっかけて「今日は〇〇の申し込み用紙を提出してね」と紙に書いて貼り付けておくと忘れずに先生に提出してくれるので便利です。
キーケースを備えていれておくと、いざ鍵が必要なときに取り出しが楽。
雨がっぱもありますが、折り畳み傘のほうが急な雨のときにすぐ使える。
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