下水道使用料引き上げが続く、10月以降は消費税10%の影響も

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庭や家庭菜園に飲める水をまきながら周辺に川でもあれば汲みに行くのにと思う日々

自治体から【下水道使用料の値上げ(改善)】の案内がきました。主な改善理由は次の2つ観点です。

  • 下水道を利用している人と利用していない人の公平性の観点
  • 福祉や教育などの使われる税金が下水道事業に使われることによる一般行政に与える影響という観点

昨年夏から埼玉県内の自治体が下水道使用料の引上げているという情報もあったので「うちの自治体にもとうとう値上げの波が来たか」という心情です。今回の下水道料金を引き上げに伴い、下水道事業の使用料収入は約73%から約85%に上昇する計算です。不足分は税金で補ってもらっていたので、約5億円分の税金が他の事業で使えるようになります。

我が家は4人家族で2ヶ月間の使用量は30~40㎥。料金改定(値上げ)に伴う月のプラス分は約550円、約2~3割引き上げとけっこうな値上りです。特に無駄遣いしていないので水今より水を使わない生活は難しく、無理はストレスにつながるので素直に値上げされようと思っています。

さらに2019年10月1日から消費税が10%に増えるため、2019年9月30日以前からの継続利用者は12月以降の検針分から10%で算定されます(検針期間が改訂期間をまたぐため)。2019年10月1日以降に転入・転居などにより新たに給水契約を申し込んだ場合は10月検針分または11月検針分から10%で算定されます。

値上げに増税…お金が減るのをとめるのは難しいです。

参考|埼玉県内自治体、下水道使用料引き上げ相次ぐ(日本経済新聞 2018年7月6日)

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下水道事業の赤字は税金で補填してきた

2018年夏頃から埼玉県内の自治体が下水道使用料を引き上げています。引き上げ幅は2~4割と大幅で、その背景には各自治体が料金収入で賄いきれない分を補てんしていた税金の捻出が厳しくなったことがあります。

2018年7月に約4割引き上げた川口市の改訂前の使用料収入(経費回収率)は67%、不足分は税金(約23億円)で補いました。川口市は市民の混乱と負担を減らすために2段階で料金をひきあがる予定で、完全に新料金に移行したときの使用料収入は約9割と見込んでいます。

深谷市は数年前から使用料を約45%引き上げる予定。川口市同様に市民の混乱と負担を減らすために2020年まで3段階で引き上げる計画です。深谷市は下水道事業に充てる財源を確保するため、2014年に浄化センターにメガソーラー(大規模太陽光発電所)を導入しています。

下水道使用料は適正に使われているのか

  • 下水管の清掃や保守などの維持管理費
  • 下水処理場での処理費用などの経費
  • 設備の更新費
  • 汚水管敷設等のための借入金の返済

特に目くじらを立てるものはありませんが、広報に載っていた自治体の彩り豊かなデザインマンホールに注目しました。日本のカラーマンホールは海外でもデザイン性に優れいていると評判ですが…財政難なところにわざわざ導入する必要はあるのでしょうか?

街歩きが普通の川越の蔵造りの街並みに導入するなら分かりますが、私が暮らす自治体は街歩きがメジャーではなくマンホールは自動車や自転車で踏んでいくだけの代物です。つまり耐荷重が十分にあれば問題なし!

普通のどこにでもある金属の真っ黒なマンホールならば1個1,000円~40,000円です。耐荷重が大きいとかマンホールによって様々な特製があるので価格に幅があります。

これにデザイン加工すると1個60,000~70,000円(相場価格)。カラー追加ならば約10万円が相場で、色の数が増えれば価格もグッと跳ね上がります。

うちの自治体のデザインマンホールは7色はありましたよ(デザインも細かい)!仮に10個導入したら、最低でも100万円!改訂による増収は5億円らしいので微々たるものかもしれませんが、こういう余計な出費をなくしてから料金改定をして欲しいと思います。

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