血液型は検査しておくべき?血液型を知らなくても輸血できるのか

パパとママの血液型からO型またはB型の可能性が高い娘たち…B型、苦労するぞ!

アラフォーの私が子どものときは大多数の子どもが自分の血液型を知っていました。生まれたときに産院で検査していたようです。しかし、産まれて直ぐに血液検査するケースは稀で、小学校等の提出物の血液型の欄が空欄だったり、「不明」と書かれているケースが多いそうです。

なぜなのか?

産院で血液型を調べなくなった理由、血液型を知らなくても困らないのか(特に輸血のとき)を調べてみました。

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血液型は1歳を過ぎるまで安定しない

血液型は赤血球表面の抗原や血清中の抗体を調べることで分かりますが、産まれてからの時間が短いとこの検査値が安定しないので血液型は1歳を過ぎるまで確定することはできません(1歳は目安です)。

検査値が安定しないということは、検査のたびに違う結果がでることさえありえます。

血液型不明でも医療的には一切問題ない

1歳を過ぎたら血液型を調べることができますが、小児科医に聞くと「わざわざ検査する必要はない」「採血で子どもの心身に負担をかけるほどの必要性はない」という回答が多いです。

<血液型を知らないと輸血のときに困る>という保護者も多いですが、たとえ緊急の場合であっても輸血前に必ず血液型を調べてから輸血します。そのため、学校などへの提出書類に『血液型不明』と書いても医療的には一切問題ありません。

間違った血液を輸血することは「間違えた」「記憶(記録)違いだった」では済ませられない命に係わる事態です。 そのため輸血時には、例え血液型を証明する書類があっても実際の血液型を検査せずに輸血することはあり得ません。

仮に血液型を調べる余裕もないほどの緊急の場合でも、大量でなければどの型にも輸血できるO型の血液製剤を輸血しながら血液型検査を並行し、型が分かった時点で正しい型の血液に切り替えるという対応方法が定められています。

A型、B型、AB型、O型には分類できない血液がある

血液型には一般的なA型、B型、O型、AB型、またRhという分類方式以外にもさまざまな分類があるため、亜型も併せて血液型の型の種類は数千にもなると言われています。

そのため通常の検査では確定できない血液型も、かなり稀ですが実在します。この極めて稀な血液型の血液のことを医療業界では「稀血(まれけつ)」と言っているようですが、「まれな血液型」という表現をされる方が多いです。

どのくらい稀かには幅がありますが、稀血は数十万から100万人に1人程度の確率の血液を指すのが一般的です。Rh(-)を珍しいという人もいますが、Rh(-)の確率は200人に1人、まれな血液型はこれよりかなり珍しい血液型となります。

まれな血液型の人は万が一の輸血に備えるため血液を凍結保存したり、血液検査に登録することで(任意)必要なときに献血への協力を依頼されることがあります。

【参考】まれな血液型(rare blood type)|日本赤十字社公式サイト

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