新学期が始まって、連日の夏のような暑さも重なって、毎日大量に洗濯物が出ます。
洗濯で気を遣うのが、「色移り」「ほこり」「生乾き臭」の3つです。
特に一番は「生乾き臭」。
先日子どもが「〇〇さんの服、雑巾みたいな臭いがした」と言っていたのを聞くと尚更。
汗に関する臭いの記事にも書きましたが、やはり臭いはトラウマになりやすい問題。
いまは気候がいいので外干しでしっかり乾きますが、もう少し経てば梅雨が始まるので部屋干しは避けられなくなります。
今回は部屋干し臭(生乾き臭)対策された衣類用洗剤について。
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生乾き臭の原因は雑菌
洗濯物の生乾き臭は増殖した雑菌です。
雑菌は衣類についている水、洗濯しても残った汗・皮脂などの汚れをエサにして増殖していきます。
生乾き臭を防ぐ=除菌・滅菌
・がんこ汚れは部分洗いで事前に落とす
・酸素系衣類漂白剤で除菌する
・洗剤は適量を守る
・しっかりすすぎ洗いする
・できるだけ短時間でしっかり乾かす
・洗濯漕をキレイに保つ
がんこ汚れは部分洗いで事前に落とす
・泥汚れ
・料理がついた汚れ
・脇の部分の汗染み
・襟元の皮脂汚れ
このように他に比べてがんこな汚れは、洗濯機に入れる前に部分洗いすると良いです。
泥汚れは事前にブラシで泥を落としてからウタマロ石けん、料理の汚れは食器を洗うときの中性洗剤、汗染みや皮脂汚れはウタマロ石けんでよく落ちます。
酸素系衣類漂白剤で除菌する
漂白剤には除菌効果があるので生乾き臭を防ぐ効果はかなりあります。
さらにシミ抜き効果もあります。
漂白剤には酸素系と塩素系がありますが、衣類の洗濯には酸素系漂白剤を使います(塩素系では漂白力が強いため脱色してしまう)。
酸素系漂白剤の主成分は「過炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)」です。
過炭酸ナトリウムは名前こそ厳く、水に入れるとシュワシュワッと反応しますが、発生しているのは炭酸と酸素なので安全です。
洗剤は適量を守る
洗剤は洗濯物の量に合わせて規定量使います。
規定量以上の洗剤を使用すると洗剤が残りやすく、雑菌の増殖に繋がってしまいます。
また、洗剤残りは生乾き臭だけでなく子どもの肌に炎症などのトラブルを起こす可能性があります。
敏感肌やアトピー性皮膚炎の子どもの分の洗濯物は、もし洗剤が残ってしまっても肌が傷つかないように成分の優しい洗剤を選ぶとよいようです。
しっかりすすぎ洗いする
きれいな水ですすぎ洗いをします。
風呂の残り湯を使う場合は洗うときだけにして、すすぎはキレイな水にします。
風呂の残り湯には皮脂や汗が溶けていて、せっかく洗濯したのに衣類に皮脂や汗汚れがうつってしまいます。
できるだけ短時間でしっかり乾かす
1回の洗濯量を調整し、洗濯物同士ができるだけくっつかないように干せる量にします。
湿度が高い室内干しでは、通常に比べて洗濯物の間隔を1.5~2倍程度広くするとよいそうです。
脱水後は洗濯機内に放置せず、できるだけ早く干します。
部屋干しの場合は、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させます。
洗濯漕をキレイに保つ
・使用後はゴミとりネット内のゴミを捨てる
・使用後は洗剤投入ケースを洗う
・洗濯後はフタをあけて中を乾燥させる
・月に1回以上は洗濯漕洗浄をする
洗濯機の洗濯漕内はカビや雑菌が繁殖しやすいので、月1回以上は洗濯漕洗浄をします。
洗濯漕洗浄用の洗剤もありますが、オススメは「オキシ浸け」か「ハイター塩素系衣類漂白剤」です。
オキシ浸け、過酸化ナトリウムを使った漕洗浄は費用が高めな上に、「水温40℃以上で4~6時間浸け置き」と手間や時間がかかるので、1~2年に1回でも良いそうです(月1回はハイター洗浄)。
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生乾き臭を防ぐ効果の高い洗剤
部屋干しのときの洗剤は、洗浄力、除菌力、消臭力が全て高くあって欲しいです。
それを踏まえて調査をすると、
・バイオサイエンスジェル 部屋干し(アリエール)
・アタックZERO(花王)
・スーパーナノックス ニオイ専用(トップ)
この3つの評価がダントツで高いです。
部屋干しで注意の「加齢臭」と「尿臭」
限られた空間で濡れたものを干すと、加齢臭と尿臭が気になることがあります。
特に加齢臭は濡れると強く臭うため、室内に加齢臭が漂ってしまうことも。
加齢臭の原因である酸化皮脂・ノネナールや、尿臭の原因である尿素はとても頑固な汚れ(臭い物質)です。
細菌とは違うので除菌効果ではなく、それ専用のニオイ対策が取れていると良いです。
それを踏まえて調査すると、
・アタック消臭ストロングジェル(花王)
・消臭ブルーダイヤ(ライオン) ※粉洗剤
・スーパーナノックス ニオイ専用(トップ)
この3つの評価が高いです。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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