子どもが日本脳炎ワクチンの予防接種をしました。
日本脳炎ワクチンの予防接種は3歳~4歳の間に第1期の3回、9歳~10歳の間に追加で1回接種します。
推奨されるスケジュールは、
第1期(1回目) 3~4歳の間
第1期(2回目) 1回目の6日後~4週間後
第1期(追加) 2回目の1年後
第2期 9~10歳の間
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日本脳炎は、「日本脳炎ウイルス」により発生する疾病で、蚊を介して感染します。
日本脳炎の国内感染症例は1年に1~2人で、近くに養豚場があって感染しすることもあります。


日本脳炎ウイルスは豚の体内で培養されて増殖するため、豚を飼う家が多い東南アジア等では日本脳炎ウイルスに感染することがあるよ。
一般的に日本脳炎ウイルスに感染した場合、1,000人に1人くらいの割合で発症します。
発症した場合、2~4割の人が亡くなり、死に至らなくても4~7割の確率で精神障害などの後遺症が残ると言われています。
日本脳炎は罹患すると危険な感染症。
そのため日本では日本脳炎の予防接種は定期接種とし、条件を満たす子どもに対して無償でワクチン接種をしています。
ワクチン接種により「日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができる」という報告もあります。
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予防接種を受けるときは体調のよい日にします。
風邪など不調がある場合は医師の診察を受けてから接種できることもありますが、子どもの体への負荷を考えると後日に延期した方が良いそうです。
予防接種を受けた後の30分間は、病院内もしくは医師と連絡が直ぐに取れる場所で様子を見ます。
ワクチンに対してアナフィラキシーショック(アレルギー反応)を起こす可能性があるからです。
予防接種後に異常が見られた場合は医師に相談します。
日本脳炎ワクチンの副反応は、ほとんどが2~3日で回復する症状ですが、次のような症状の場合は医療機関を受診します。
・発熱やけいれんが起きた場合
・接種した部位の腫れが治まらない場合

日本脳炎ワクチンの副反応が起きる確率は?
約1万人の1人、0.01%の確率です。
2014年11月1日~2015年1月31日の約3ヶ月間に実施されたと予測される42万件のうち、医療機関から報告のあった副反応は41件でした。

その41件のうち、「重篤」と報告された例は11件。
発熱・頭痛・発疹・けいれん・嘔吐の症状が多く見られたそうです。
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