蚊取り線香

【予防接種の情報】日本脳炎はワクチン接種で罹患率が75~95%下がる(日本脳炎発症者の死亡率は20~40%)※3歳から

娘の予防接種に付き添いました。

今回は【日本脳炎ワクチン】【水ぼうそう(水痘)ワクチン】です。不活化ワクチン(人工的に作られたワクチン)なので2種類の予防接種をしても問題ないと主治医に確認をとり実施しました。

娘は2歳半で日本脳炎ワクチンの接種の標準からすると少し早いですが、コロナ禍が再発する可能性があるので早めに実施しました(こちらも主治医に相談した上で実施)。

現在、【厚生労働省は子どもの予防接種や乳幼児健診を遅らせないように呼びかけ】ています。

病院に行くことで新型コロナウイルス感染症に罹るのを不安視する保護者に予防接種を受けさせない(遅らせる)傾向があるようですが、予防接種のタイミングはその病気を発症しやすい時期などを考慮して設定されています。

特に生後2ヶ月から始まる予防接種は母親からもらった免疫力の効果が切れ始めることを考慮しており、この時期に罹りやすい感染症の唯一といってよい対策となる予防接種は受けておくことがとても大切です。

参考:遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診(厚生労働省公式)

日本脳炎ワクチンを接種すると罹患率が75~95%減少

日本脳炎ワクチンの接種時期(標準)は【3~4歳の間に2回】(1期接種1回目・2回目)、【2回目接種から1年経過後に1回】(1期接種追加1回)、【9~10歳の間に1回】(2期接種)と合計4回。2期接種は小学校で実施するケースが多いです。

日本脳炎は【日本脳炎ウイルス】に感染・発症する疾病です。一般的に【日本脳炎ウイルス感染者の1000人に1人が日本脳炎を発症】、発症した人の20~40%が亡くなっています(生存者の45~75%に後遺症が残る)。

ワクチンが一般的になる前は子どもや高齢者に多くみられた疾病で、突然の高熱・頭痛・嘔吐などの症状が出たあと意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こします。

【日本脳炎ウイルスはヒトヒト感染はせず】、ブタ(培養元)→蚊→ヒトの順で感染します。

東アジア・南アジアが主な感染地域。日本でも感染者がゼロではありませんが、1992年以降の国内の報告患者数は年間 10 人以下です。大部分は九州・沖縄地方と中国・四国地方で発生しており、関東地区での発症はマレです。

ブタで培養して水田で発生しやすいコガタアカイエカを媒介とする特徴から、【日本脳炎は都市部よりも農村部で発生しやすい】傾向があります。

日本脳炎ワクチンの接種は2005年度から2009年度まで積極的勧奨を差し控え

日本脳炎ワクチンの接種は2005年度(平成17年度)から2009年度(平成21年度)の期間は推奨されませんでした。

積極的勧奨の差し控えの原因は「日本脳炎ワクチンの接種後に重い病気になった事例があったため」。”重い病気”とは急性散在性脳脊髄炎(ADEM)で、1991年以降起きた13例は「日本脳炎ワクチンが原因であると肯定できないが否定もできない」ということで救済措置をとられました。

日本脳炎の予防接種に現在使用されているワクチン2種類。どちらも当時のワクチンではなく2009年以降開発されたワクチンです。

1つは「ジェービックV」(阪大微生物病研究会:ビケン)。2009年2月に薬事法上の承認を受け、同年6月2日から供給が開始されています。娘たちは2人とも「ジェービックV」を接種しています。

もう1つは「エンセバック皮下注用」(化学及血清療法研究所:化血研)。2011年1月に薬事承認を受けて同年4月から供給が開始されています。

【参考記事】エンセバック:2製剤目の日本脳炎「新」ワクチン(日経メディカル)

【接種したワクチンの種類等は母子手帳で確認可能】です。

母子手帳には「接種した日」「メーカー/ロットNo.」「接種者署名」が記載されています。ワクチンの箱には何枚か貼っているロットシールの1枚を「メーカー/ロットNo.」の欄に貼っていることが多いです(ロットシールは予防接種を受けた証明ではなく追跡調査のために使用される)。

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