子どもの予防接種に付き添いました。
今回接種したのは、
・水ぼうそう(水痘)ワクチン
ふたつ一緒でも大丈夫?
[/word_balloon]どちらも人工的に作られた不活化ワクチンなので、この2つのワクチンを同時に接種しても問題ないです。
[/word_balloon]子どもの年齢が、ワクチン接種(推奨)期間に未だ達していないけれど、接種できる?
(コロナ禍で感染ピークが発生する恐れがあるため早めに接種しておきたい)
問題ないです。
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現在、厚生労働省は「子どもの予防接種や乳幼児健診を遅らせないように」と呼びかけています。
[/word_balloon]病院に行くことで新型コロナウイルス感染症に罹るのを不安視する保護者には、予防接種を受けさせない(遅らせる)傾向があるようです。
予防接種の時期を延期すると問題が?
[/word_balloon]定期接種でも期間を過ぎると有償(有料)になってしまいます。
また、ワクチン接種のタイミングはその病気が発症しやすい時期を考慮して設定されています。
生後2ヶ月から始まる予防接種は、母親からもらった免疫力の効果が切れ始めることを考慮しています。
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日本脳炎ワクチンの予防接種は3歳~4歳の間に第1期の3回、9歳~10歳の間に追加で1回接種します。
推奨されるスケジュールは、
第1期(1回目) 3~4歳の間
第1期(2回目) 1回目の6日後~4週間後
第1期(追加) 2回目の1年後
第2期 9~10歳の間 ←小学校で実施することが多い
日本脳炎の原因はなに?
[/word_balloon]日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染したことが原因で発症する疾病です。
発症する確率は、日本脳炎ウイルス感染者の1,000人に1人です。
日本脳炎に罹る確率はかなり低いんだね。
[/word_balloon]確率は低くても、日本脳炎に罹ってしまうと死亡率が20~40%、命の危険があります。
生き残っても45~75%の確率で後遺症が残ってしまいます。
ワクチンが一般的になる前は、日本脳炎は子どもや高齢者に多くみられた疾病です。
日本脳炎は突然の高熱・頭痛・嘔吐などの症状が出たあと、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こします。
日本脳炎はヒト‐ヒト感染はしません。
日本脳炎ウイルスに感染して体内でウイルス培養した豚の血を蚊が吸って、その汚染された蚊がヒトを刺すことでヒトに感染します。
日本脳炎の主な感染地域は東アジアや南アジアです。
日本でも感染者がゼロではありませんが、1992年以降の国内の報告患者数は年間10人以下だそうです(大部分は九州・沖縄地方と中国・四国地方で発生)。
ブタでウイルス培養して、水田で発生しやすいコガタアカイエカを媒介とする特徴から、日本脳炎は都市部よりも農村部で発生しやすい傾向にあります。
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日本脳炎の予防接種に現在使用されているワクチン2種類。
どちらも過去に副作用を疑われて差し止めだれたワクチンではなく、2009年以降開発されたワクチンです。
1つは「ジェービックV」(阪大微生物病研究会:ビケン)で、2009年2月に薬事法上の承認を受け、同年6月2日から供給が開始されています(子どもたちは2人とも「ジェービックV」を接種)。
もう1つは「エンセバック皮下注用」(化学及血清療法研究所:化血研)で、2011年1月に薬事承認を受けて同年4月から供給が開始されています。
どちらの接種を受けたかは母子手帳で確認できます。
母子手帳には「接種した日」「メーカー/ロットNo.」「接種者署名」が記載されています。
コメント
[…] ワクチン接種により「日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができる…。 […]