自宅に届いた他人宛ての荷物を間違えて開けてしまったら?

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誤って自宅に配送された他人宛ての荷物を開けてしまいました(梱包のテープの一部を切った段階で発覚)。

「名字が同じだから間違えたんだなぁ」と若干焦りつつドライバーに連絡。中身が何か知ることはありませんでしたが、もし何かイチャモンをつけられたら嫌だと思っていましたがドライバーに誤配送に関して謝罪されただけで終了。若干とはいえ開封してしまったことを咎められませんでした。

これだけネット通販が普及した現代、この手の事故はよくあることだと思います。子どもがいる家では子どもが中を弄ってしまう可能性もあります。この場合どうなるのか、弁護士ドットコムの回答を参考にまとめてみました。

【参考】他人あての「宅配便」が間違って届いた・・・思わず「開封」してしまったらどうなる?|弁護士ドットコム

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宅配業者には「荷物を間違いなく届ける」責任がある

宅配業者には<荷物を間違いなく届ける義務>があるため、誤配送を含め荷物を破損等して損害が出た場合は宅配業者に賠償責任があります。

ただし、「他人宛てだと分かっていながら開封して損害が出た」場合は例外的に開封した人にも賠償責任が生じることがあります。しかし「他人宛てだと分かっていて」を証明するのは難しいため、損害が出た場合のほとんどは宅配業者の賠償責任と考えられます。

昨今ネット通販の普及により宅急便の数は急増し、「他人宛てだと分かった上で開封した」と主張できるケースは極少です。自宅に他人宛ての荷物が送られてくること自体が想定外だからです。

損害には物品の破損の他にプライバシーの侵害もある

『損害』とは「中身を壊してしまった」というのが一番多い例ですが、プライバシーの侵害が該当する場合もあります。他人に知られたくないものが中身だった場合、プライバシーの侵害を訴えるケースが多々あります。

AmazonやZOZOが好まれる理由の1つには、「送られてくる箱に業者名などが印刷されておらず、中身が推測できずプライバシーの保護性が高い」という点があります。

誤配送された荷物は返さないと罪になる

誤配送については宅配業者に第一義的な責任がありますが、誤配送だと分かっているものを自分のものにしてしまったら<不当利益を得た>と判断されて窃盗等の罪に問われます。

誤配送された荷物は必ず宅配業者に回収してもらう

誤配送が分かったら出来るだけ早く宅配業者に連絡し、必ず宅配業者に回収してもらいます。「伝票を見れば正しい配送先が分かる」と自分で届けるとトラブルの原因になります。

  • 個人情報の漏えい…相手は私に住所が知られてしまったと感じる
  • プライバシーの侵害…荷物の中身を知られたと感じる

以上のように、誤配送とは別の問題が発生します。

自分の荷物が誤配送されていた場合は教えてもらえるのか?

「ばれない限りはあえて言わない」が多いようです。

テープを剥がした跡があったり、梱包箱が不自然に破れている場合は担当者が誤配送があった旨を謝罪。そして立ち合いで開封して、中身が壊れているなど事故が遭った場合は”同じもの”または”同等の品”を弁償するケースが多いようです。

弁償やプライバシーの侵害などに対する賠償が必要な場合でも、宅配業者が加入している保険が対応してくれます。

以前ネット通販で注文したワインが割れてしまったときは宅配業者(佐川急便)から丁寧な謝罪連絡があり、到着までの日数が余分にかかる旨を説明してもらいました。その後も丁寧に発送状況を教えてくれました。

個人的な意見ですが、丁寧な対応があれば多くの利用者は問題視しないと思います。一定の知識があれば<100%防ぐことが難しいヒューマントラブル>だと分かるからです。

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