ハッカ油と重曹で作った除湿剤

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梅雨が明けてから毎日天気がパッとせず、家の中も心なしかジメジメッとしてきました。カビや雑菌が増えやすい高温多湿ではあらゆるところから嫌なニオイもするので、ハッカ油と重曹で消臭剤を兼ねた除湿剤を作ることにしました。

ハッカ油はドラッグストアで購入しました。滴下式の容器に入って20ml約600円です。薬局・ドラッグストアには大抵置いてある昔からのハッカ油ですが、目立たない商品なので探すのに一苦労です一般的に消毒用エタノールと同じようなところに置いてあるようです。


今回はハッカ油と重曹を使った消臭剤・除湿剤の作り方とハッカ油の活用法をまとめてみました。ハッカの香りには冷涼作用もあるようなので、今年も暑い夏を乗り切るためにぜひハッカ油を試してみてください。

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ハッカ油と重曹で作る除湿剤

ハッカ油は”ハッカソウ(ニホンハッカ・ハッカ)”というミントの1種を乾燥させて抽出した植物油で、ハッカは他のミントに比べてメントールの成分が多いです。メントールはスーッとした清涼感が特徴で、メントールには消臭・殺菌・防虫・リラックスなどの効果があります。

ハッカ油には色々種類がありますが、薬局やドラッグストアで取り扱っているハッカ油は医薬品としての規格に沿って作られており安定した品質を保っています医薬品としてのハッカ油は食用に使用できません)。アロマオイルとして販売されているものは独自基準で作られているので品質は保証できません。またハッカ油は刺激が強いので、ハッカ油をそのまま肌につけたり、口に入れたりしてはいけません。肌につけるときは水やお湯で薄めましょう。

ハッカ油を使った除湿剤作りは簡単です。重曹(カップ1杯)にハッカ油約10滴加えて混ぜるだけです。プラスチック製の容器や道具で作ると変色することがあるので、ガラス製もしくは金属製がオススメです(粉状の重曹を強く混ぜると金属に傷をつける恐れもあります)。数滴の油ではペースト状になることはありませんが、重曹の粉にまんべんなくハッカ油が付くようにザザッとかき混ぜます。あとはこのハッカ油付き重曹(粉)をビンに入れたり袋に入れたりすれば完成です。

私はお茶の葉を入れるパックにハッカ油付き重曹(粉)を入れて(細かい粉は不織布の目から出てきます)、それを布製の袋に入れて靴用の除湿剤にしました。今では玄関にふわりとハッカの香りが漂っています。ハッカの香りは防虫効果もあるので玄関から虫が入って来るのも防いでくれます。

残ったハッカ油付き重曹(粉)は適当なビンに入れ、冷蔵庫の消臭剤にしています。冷蔵庫は密閉された空間なので扉を開けると結構強くハッカの香りが漂います(冷蔵庫の中の食材や料理へのニオイ移りはないようです)。

ハッカ油をお風呂で使うとスッキリ

ハッカ油をそのまま数滴バスタブに落とすと爽やかなメンソールの香りが漂い、体感温度を下げることができます。ハッカ油が爽快感を与えても身体を冷やすことはないので女性、特に妊婦さんも使うことができます。

ハッカ油には抗菌作用もあるので、子どものオモチャをカビや雑菌から守る効果もあります。敏感肌にはハッカ油だけでは刺激が強すぎるのでホホバオイルを加えて使うと良いようです。

▽敏感肌の人は常備しておくと安心


さらに気分をリフレッシュさせたいときはレモングラスやサイプレスとブレンドしてみましょう。レモングラスを加えるとハッカ油の爽快でどこか甘い香りを深めてくれます。スパイシーでウッディ―な香りのサイプレスはハッカの香りに深みを与えてくれます。他にもベルガモットやユーカリとのブレンドもおすすめです。



ハッカ油で自家製虫除けスプレー

ハッカの香りを無視は嫌うので、蚊に悩まされる夏にハッカ油はおすすめです。次の材料を混ぜると自家製の虫除けスプレーが作れます。

● ハッカ油(5~10滴)
● 無水エタノール(10ml)
● 水(90ml)
● スプレーボトル

無水エタノールにハッカ油を落して混ぜます。それを水を入れたスプレーボトルに加えてよく混ぜます。ハッカ油は刺激があるので使い過ぎには注意しましょう。さらにハッカ油はポリスチレンを溶かすためボトル選びでは素材を必ずチェックしましょう(ボトルに”>PS<”と描かれたものは使ってはいけません)。

虫の忌避効果をさらに強めるならばシトロネラやゼラニウムとブレンドしてみましょう。レモンバームに似た柑橘系の香りのシトロネラは蚊に対する忌避効果が高いです。こちらもレモンバームに似た香りで、ゼラニウムはハッカの強い香りを和らげてもくれます。




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