先日、治療で通っている歯科医院で火災報知器が鳴りました。
その時の私は治療を受けている最中…なのに、みなさん警報をBGMに治療を継続、私は口を大きくあけたまま。
私は内心プチパニック。
そこは病院、ボンベとか薬剤とか火事のときに危険なものが盛りだくさん。
数分後に警報が鳴りやみ、誤作動だったことが判明。
ほっとした私とは対照的に、あまりに病院スタッフが動じていないので「警報器の誤作動ってよくあることなのか」と聞いてみたら、笑って「初めてでしたよ~」と言われてしまいました。
え~…「オオカミ少年」みたいに、誤作動が多くて動じなくなってるだけだと思ったよ。
誤作動だったから良かったけれど、結果論じゃん!!
ちなみに、会社や病院に設置されている業務用火災報知器の誤作動は驚くほど多いのだと、元消防士の義父が教えてくれました。
一方で、家庭用ではあまり誤作動は起きないそうです。
今回は火災報知器の誤作動の原因について。
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火災報知機の誤作動の原因
火災報知機は「感知器が火災を感知」または「火災を発見した人間が発信機を操作」して警報を発します。
「火災を感知」とは、正確には「火災の際に発生する煙や熱を感知」です。
2006年6月以降に建てられた新築住宅には火災報知機の設置が義務付けられています(既存住宅も2011年5月末までに設置する義務あり)
火災報知機の誤作動のは、感知器の勘違いです。
・急激な温度変化
・多湿
・雨漏り
・気圧の変化
・殺虫剤
・埃
火災報知器の感知器は、これらを熱や煙だと誤解してしまいます。
特に勘違いしやすいのが「多湿」。
多湿により感知器内に水蒸気が発生し、水蒸気の粒に光が当たって乱反射する現象は、煙が発生したときと同じ(似ている)そうです。
また、小さな虫が感知器に飛び込むことで誤作動を起こすそうです。
多湿、気温変化、小さな虫…夏は誤作動に要注意です。
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火災報知機が鳴ったらどうする?
警報音が鳴ったら、まず本当に火事がおきているかどうかを確認します。
火災報知機が設置されている場合、突然「火事です!火事です!」という警報音を聞いてパニックを起こすことがあります。
パニックを防ぐためには事前に火災報知機が鳴った場合の対処法を知っておくことが大切です。
本当に火事が起きている場合
・避難する
・周囲の住人に火事が発生したことを報せる
・消防署に電話する
火がまだ小さい場合は消火器などをつかった初期消火も可能ですが、天井に火が燃え移った場合は消火器での消化は難しいです。
無理だと感じたらすぐに現場を離れることが大切です。
火事が起きていない、誤報の場合
誤報の場合は警報音を止め、再発を防ぐために室内の空気を入れ替えます。
うちの火災警報器は下から天井を見上げたときにボタンが見え、このボタンが警報音を止めるスイッチです。
火災報知機の誤作動は完全に防げないことがメーカーでも分かっているため、警報音を止めるスイッチは分かりやすくデザインされているようです。
電池の寿命を報せている場合
火災報知機の多くは電池式であり、電池の寿命を報せるために警報音らしき音(”ピーッ”とか)が鳴ることがあります。
火災報知器に入っている電池の寿命は約10年。
設置義務が始まったのが2006年なので、火災報知器内の電池が寿命を迎えそうでも不思議ではありません。
電池切れのアラームは一般的に24時間ほど鳴るように設定されています。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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