車の買取に関する記事の作成依頼がきました。4月1日に自動車税が課税されるので、クラウドソーシング上ではこの時期になると車の買取に関する仕事が増えます
今回は依頼者の細かい指定があったので楽な仕事だと思いきや、私にはない着眼点で記事を書き進める必要がありかえって難しかったですなんとか無事に納品が済み、今回の記事作成で得た知識をまとめたいと思います。
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3月は高額買取期間、車を売るなら今がチャンス!
自動車には色々税金がかかりますが、毎年4月1日現在の保有者に対して「自動車税」が課せられます。税額は自動車の種類(乗用車、軽自動車、トラック)、用途(自家用、業務用)、排気量により決まります。年度の途中で新規登録した場合、廃車にした場合は自動車税は月割りになります。
毎年この時期は自動車税の関係で車を手放す人が増える(=商品が増える)一方で、卒業や就職で中古車の需要が高くなる(=買い手が増える)ため、毎年3~4月は中古車市場が活性化します。つまり車が売れる状態になるまでの準備を考慮して市場が活性化する1ヶ月前「車を売るなら2~3月がチャンス!」ということで、車を高く売るためのコツを紹介します。
【目次】
● ディーラーよりも買取業者で売ろう!
● 買取業者は信頼できるところ選ぶ
● 査定額の減額を要求された場合の対処法
● キャンセルしたい場合
● 売却代金の支払いが遅い場合
● 一括査定サイトを利用するときは要注意!
● 車を高く売るための4つのポイント
ディーラーよりも買取業者で売ろう!
「今の車を手放して新車を買う」場合、ディーラーで下取りしてもらう方法と買取業者で買い取ってもらう方法があります。少しでも高い価格で売却したい場合は買取業者がおすすめです。一般的にディーラーと買取店では買取価格に15~20万円の差があります。
ディーラーの場合は新車の販売でがメインであり下取りは新車販売営業の手段の1つでしかありません、しかし買取業者は車を買い取らないと商売が成り立ちません。必然的に買取価格を高めに設定してくれるのは必死な方、つまり買取業者になるのです。また買い取った車を販売する能力も高い(販路も多い)ため、必然的に高い買取価格を算出してくれることが多いです。
買取業者では買取経験が豊富なプロが査定したり、本部で一括で査定し公正な買取価格を算出したりと、安心して買取ができるように様々な工夫がされています。
買取業者は信頼できるところを選ぶ
車の買取業者はたくさんあり、「どこの業者を利用すべきか」は悩むところですが、初めての買取の場合は特に”名前が知られていて信頼度が高い業者”を選びましょう。車の売却は車と必要書類を引き渡したら終わりではなく、名義変更と売却代金の振り込みなどがあります。「高額を提示してくれたから」といってよく知られていない買取業者に売却するのはリスクが高いです。
よく知られていない買取業者を利用するリスク
● 後から「問題が見つかった」と減額を要求されることがある
● 売却金が支払われる前に倒産する恐れがある
査定額の減額を要求された場合の対処法
減額を要求されたら承諾する前に減額の理由を確認しましょう。車の情報に偽りや間違いがあった場合は売り手の落ち度となり受け入れなくてはいけませんが、「査定のときに気づかなかった」といった業者の確認ミスなどは業者の落ち度となるので最初の契約で進める様に主張できます。場合によっては各自治体にある消費者センターに相談に行きましょう(全国の消費者センター等/独立行政法人 国民生活センター)。
キャンセルしたい場合
車の売却契約はキャンセル不可(原則)です(車の売却契約はクーリングオフの適用外)。しかし「家族が反対している」「知人に譲りたい」「やっぱり車が必要」など買取業者も売り手の諸事情を理解を示してくれて、多くの買取業者は一定期間内(3~7日以内が多い)でのキャンセルは認めているケースもあります(契約内容による)。但し「他の業者がもっと高額の買取金額を提示してくれた」という理由の場合はキャンセルを断られることがあります(買取業者の気分の問題)。契約をキャンセルした場合は業者側の実損実費が(運送費、保管料、クリーニング代、営業の人件費や交通費など)キャンセル料として発生します。キャンセル料を支払うときは内訳を確認して不当な請求をさけましょう。
売却代金の支払いが遅い場合
売却代金は買取業者から売り手の銀行口座に振り込まれることが多いです。振込までの期間は車両と必要書類を引き渡しが行われてから3~7営業日が目安です。一定期間が経っても振り込まれない場合は買取業者に連絡しましょう。残念ながら買取業者が倒産している場合は売却代金が支払われず丸損となることがあります(倒産した業者の資産はもっと重要度が高いと判断された返済に充てられます)。
一括査定サイトを利用するときは要注意!
車を高く売るためには複数の買取業者に見積もりを依頼しましょう(見積もり作成は無料の買取業者が多い)。一括査定サイトを利用すると一度の申し込みで5~6社の買取業者から連絡が来ることになり便利だという人もいますが、連絡が煩わしい(怖い)という意見も多くあります。
一括査定サイトは気軽に複数社の愛車の査定額を知ることができる一方で、一括査定サイトは申し込むと自動的に複数の提携業者に連絡先を送るため、「申し込んで1分後に電話がたくさんかかってきた(怖い)」という意見も多々あります。「営業からの連絡がしつこい」という意見もあります。
前述したように買取業者は商品(中古車)がなくては商売にならないため買取も必死です。我先にと連絡をしてくるでしょう。夜9時~朝8時までは連絡してはいけないルールになっていますが、それを知らない利用者が多いことを悪用してルール違反する業者も少なくありません。
一括査定を利用するのに向いて
いるケース(人)
● 車を売ることは決めている
● 1円でも高く売りたい
● 複数の業者からの連絡に対応できる
● 交渉が得意
● きっぱりと断ることができる
車を高く売るための4つのポイント
車を高く売るための4つのポイント
● 一番高く売れる時期に売る
● カスタマイズは元に戻す
● メンテナンス記録を用意する
● 洗車および車内の清掃をする
車の買取価格は一年中同じではなく、中古車の需要が高まる3~4月の1ヶ月前である2~3月が一番買取価格が高くなります。1ヶ月は補修や車内クリーニングなど店頭に並べるための準備期間となります。3月ほどではありませんが9月も中古車の需要が高まるので8月も売り時となります。
元に戻せるカスタマイズは買取業者に相談した後で元に戻します(取り外しには費用や手間がかかるため)。売却時を考慮してカスタマイズするときに純正パーツは保管しておきましょう。
定期的な整備を証明できる書類(メンテナンスノートなど)を用意しておくと高く買い取ってもらえる可能性があります。どんな整備をされていたかは車を診ただけでは分からないので、どんな内容であれ実態が分かることはプラス評価になります。仮にあまり整備をしてこなかったとしてもメンテナンスノートなどの整備記録を破棄せず提出しましょう。
洗車や車内清掃は印象の問題です。キレイになっている方が好印象になります。一方でへこみや傷を自分で慌てて補修するのはマイナスになるので注意しましょう。
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