新天皇即位・改元と5月1日前後のGW10連休
そして5月1日に予定されている「新天皇即位 改元」にも注目が集まりました。消費増税や米中貿易摩擦などネガティブな話題の中で、新天皇即位は新しい時代の幕開けというポジティブな明るいイメージで、デフレマインドの脱却が期待されています。
”国民にとっては極めて大きな出来事。新天皇の即位は新しい時代が来るとの期待感があるので非常に感覚的にもポジティブなものだと思う”(西武ホールディングス 後藤社長)
”人々の気分を大きく未来志向に変えるのでは。まさに新しい時代の幕開けを実感。(新天皇即位のあとに)オリンピックや万博などのイベントもある。デフレマインド脱却の大きなキッカケになる”(三井不動産 岩沙会長)
新元号については国民の生活への影響を少なくするために4月1日に発表されることが決まっています。ただ2000年にシステムトラブルが起きるかもと戦々恐々としていた先輩社員から色々な苦労話を聞いたので、現役SEの人たちは新元号発表から改元までの期限がたったの1ヶ月というスケジュールをどう思っているのか気になりました。
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今年のGWは海外への旅行者が1.5~2倍増
また、今年のGWは5月1日の新天皇即位の前後で合わせて10連休が予定されており旅行関連企業は「GW10連休」にも注目しています。
”もうすでに”GWの予約は好調で、生産量(便数)は同じだが国際線の予約は1.5~2倍。ヨーロッパやアメリカなど(飛行時間が)長いところに行きたい人と(飛行時間が)短いところで前半後半とか非常に期待できる”(ANAホールディングス 片野坂社長)
2019年1月7日から”国際観光旅客税”いわゆる”出国税”の徴収が始まりました。出国税は日本人でも外国人でも、出国の目的が何であれ、日本から海外に向かう2歳以上のすべての人は漏れなく1人1,000円です(但し、24時間以内の乗り継ぎ客や航空機の乗組員などは対象外)。航空券や乗船券などの料金に上乗せして徴収されます。
2019年度は約500億円の税収が見込まれていて、税収は訪日客の受け入れ態勢の整備や、日本の魅力に関する情報提供などに充てられる予定です。
同様の制度は海外にもあり、観光庁によるとオーストラリアは60豪ドル(約5,000円)、韓国は飛行機なら10,000ウォン(約900円)、船の場合は1,000ウォン(約90円)を徴収しています。英国では国内外問わず飛行機での旅行には距離や座席クラスに応じて13~438ポンド(約1,800~約60,000円)徴収しています。日本に来る外国人観光客は平均して1人15万円を日本で消費しているため、1,000円の出国税はあまり影響がないと見込んでいるようです。
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