Everioで撮った動画は友だちにSNSで送れない

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我が家では娘たちの成長記録をJVCビクター製のEverio(エブリオ)で撮っています。エブリオは「コスパNo.1」と言われるビデオカメラで、軽量、コンパクト、堅牢性、耐衝撃性、高い防水機能のおかげで色々な場面でも便利に使えています。

先日、娘の幼稚園のイベントでも大活躍してくれました。コンパクトなのでお気に入りのバリーの鞄にもスポッと入り、0歳児を抱っこしながらでも軽さと手振れ補正機能で問題なく使えました。

…が、「動画データが欲しい」と同じクラスのママから言われたときにエブリオの不便さを感じました。

なぜなら、エブリオの記録形式はAVCHD形式で、LINE等のSNSでシェアすることができないからです。AVCHDのデータを渡すにはSDカード、USBメモリ、DVD-Rを介するしかないようです。

もちろん、AVCHDのデータをmp4など汎用性の高い動画形式に変換することは可能です。専用ソフトが必要ですが、無料でダウンロードすることもできます。こんなひと手間を厭わないならば、「エブリオより良い」と思えるビデオカメラは現在はまだありません。

AVCHD(Advanced Video Coding High Definition)形式とは?

「AVCHD形式」とは、SonyとPanasonicが共同で基本仕様をまとめたハイビジョン動画保存形式で、撮影したキレイな動画をDVDなどに保存しておくことに適しているのが特長です。つまり、子どもの成長記録といった”長期間キレイな状態で保存しておきたい映像を撮る”のに向いた記録形式です。

しかし、AVCHD形式で撮った動画を再生・編集するには専用のソフトウェアが必要です。これを最初に知ったとき「やっぱりSONYか…」と、SONY製の汎用性の低さを改めて実感しました。

再生については現行のパソコンに内蔵されたソフトで対応できることもあります。しかし、動画共有サイトなどのWebサービスはAVCHD形式に対応していないものがほとんどです。

AVCHD形式と全く逆を行くmp4形式(MPEG-4)

画質を優先して汎用性が低いAVCHD形式とは真逆で、mp4(MPG-4)は画質を犠牲にして汎用性を高めた記録形式です。

ほとんどの動画共有サイトはmp4形式に対応しています(「標準がmp4」も多い)。ほとんどのパソコン、スマホはmp4形式の再生に対応しています。mp4形式の動画データならば、シェアしても「相手が見れない」と言う可能性は低いです。

mp4形式の動画はiPad/iPhoneとAndroid端末に対応しています。LINEで動画を送るならばmp4にしておけば「見れない」「送れない」トラブルは起こりにくいです。

ここで注意したいのが、iPad/iPhoneとAndroid端末で撮った動画全てがmp4形式とは限らないことです。特に、iPad/iPhoneの標準仕様はmp4形式ではありません。

Appleも独自開発が好き?mov形式は変換必須

iPad/iPhone、つまりApple社で開発されたスマホ・タブレット端末で撮った動画はmov形式であることが多いです(”ほとんど”といっても過言ではない)。「送ってもらった動画が見れない」というのは、iPhone/iPad→Android端末で動画データを送った場合が多いです。

mov形式はAppleが開発した形式で、Android端末には対応していません(WindowsのパソコンでもQuickTimeがインストールされていれば見れます)。

Android端末で見るにはmov形式からmp4形式への変換が必要です。無料アプリで変換できます。無料アプリは「mov mp4 変換 無料」で検索すれば見つかります。iPhone/iPadでデータを送る前に変換することも、受け取ったデータをAndroid端末で変換することも可能です。

因みに、Android端末で撮った動画はmp4形式であることが多いため、「送ってもらった動画が見れない」というのはAndroid端末→iPhone/iPadでは起こりにくいです。

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