建築現場に行くと、給水管の取出し工事で道路を掘っていたため、家の前の通行止めになっていました。
給水管取出し工事、見積もりの中でも「高い」と感じたもの。
今回は水道の引き込み工事について。
※建材費は変動するので参考程度にしてください。
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水道の工事は指定業者に依頼しなければいけない
自治体の多くは、給水装置工事を行える業者を指定しています。
給水区域内で、供給規定にあった給水装置工事を適正に施工できる能力が必要だからです。
その結果、水道の引き込み工事(給水装置の新設)は指定業者しか許可されていないことが多いです。
今後、口径変更などの改造や、撤去や修繕などの工事も指定業者に依頼することになります。
指定業者ならば自分たちで選べる
自治体の規模によって指定業者数は違いますが、その中からどの業者を選ぶかは施主(水道契約をする人)の自由です。
工事内容は同じでも業者によって費用は異なるので、複数の見積もりをとると良いです。
うちは建築会社と土地の仲介をした不動産会社を経由して2社の見積もりをとりました(個人で見積もり作成依頼しても問題ない)。
その見積もりを見ると、
舗装カッター入れ | 12,000円 |
穿孔工(Φ300×20) | 45,000円 |
管工費 | 25,000円 |
道路開削土工事 | 85,000円 |
量水器・部材(市指定材料) | 21,100円 |
舗装本復旧費 | 60,000円 |
道路誘導員(2名) | 30,000円 |
申請費(上水、土木、警察) | 30,000円 |
運搬費 | 30,000円 |
諸経費 | 30,000円 |
(小計 388,100円) | |
値引き △ 38,100円 | |
小計 350,000円 | |
消費税(8%) 28,000円 | |
合計 378,000円 |
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工事とは別に「水道加入金」を支払う
工事とは別に、水道加入金を支払います。
自治体によって不要な場合もありますが、「水道施設負担金」「水道負担金」「水道分担金」など様々な名前で呼ばれて負担しています。
加入金は、水道メーターの口径に応じて変わる自治体が多いです。
水道メーターの口径は住宅の規模で大体決まりますが、自由に決められます。
但し、毎月の使用料金にも影響するため、水道の口径が大きければ大きいほど良いわけではありません。
あくまでも参考ですが、
水道メーターの口径 | 住宅の規模 | 水道加入金(目安) |
---|---|---|
13mm | 比較的小規模な住宅 | 3~10万円 |
20mm | 標準~やや大きめの住宅 | 4~20万円 |
25mm | 使用量がかなり多い住宅 | 12~40万円 |
一般的に売買契約の際、重要事項説明書に水道に関する記載があります。
水道を土地まで引き込んでない場合は前面道路にあるかどうか、引き込んである場合は給水装置図面(水道工事の際の図面)などにより引き込み管や給水管の位置と口径の説明があります。
うちの場合、20mmがすでに引き込まれていました。
そのため改めてうちが水道加入金(20万円)を負担する必要はありませんでした。
仮に「13mmが引き込まれているところに20mmのメーターを設置したい場合」は、メーター交換費と加入金の差額の支払いが必要になるそうです。
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