昨日の朝、お岩さんのようになった子どもの顔にびっくり!
湿気の多かった日に公園を散歩したときにやぶ蚊に刺された模様。
秋になると肌の露出部分が減り、その分顔が集中的に狙われやすいようです。
また、秋の蚊は繁殖期に向けて血を大量に吸うため、刺された痕の炎症が酷くなる傾向もあるようです(かゆみも強いという意見多い)。
以前虫刺されの痕が水ぶくれになったため、小児科の先生から皮膚科の受診を薦められました。
何か悪いことがあったわけではなく、「市販品よりも医薬品の方が効き目があるから早く治る」とのこと。
子どもの場合は早く治した方が、痕を描き壊してトビヒになるなどの二次被害を減らせるそうです。
結果、皮膚科にて塩野義製薬の抗炎症薬「リンデロン-VG軟膏0.12%」を処方してもらいました。
但し、子どもも使えるように安全に配慮されていますが、本薬は副腎皮質ホルモン剤であるベタメタゾンが配合されているので用法を守って過剰な使用には要注意とのこと。
今回は子どもの虫刺されについて。
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何に刺されたか、推理するポイント
虫刺されには個人差があるため、刺された痕から「何に刺されたか」を特定することは難しいそうですが、ただ何に刺されたかの手がかりはあるようです。
刺された部分から推理
顔や首などの露出部を刺された場合、それは蚊が原因であることが多いそうです。
一方で、服に覆われた部分を刺された場合、それはダニが原因であることが多いそうです。
出血点の有無から推理
出血点や内出血のようなものがある場合、刺すのではなく口で咬まれて傷ついたと推測され、それはブユやアブが原因であることが多いそうです。
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虫刺されへの反応、大人と子どもの差
同じ蚊に刺されたとして大人に比べて子どもは腫れがひどくなるケースが多々あります。
虫刺されの腫れはもともと体内にあるアレルギーの抗体によって程度が変わります。
大人の場合
何度も虫に刺された経験がある大人は抗体が多いため、
・痒くなるのが早い
・虫によって異なるがあまり腫れずに数時間で治まる
子どもの場合
未だ虫に刺された経験の少ない子どもは抗体が少ない(または「ない」)ため、
・アレルギーによる反応が遅いため痒くなるのが遅い
・腫れる
子どもは刺されてから数時間以上経ってから腫れてくるので、突然腫れたと驚く大人は多いようです。
実際、今回子どもは1日ほど経ってお岩さんのように腫れています。
かなり腫れていますが、眉やまぶたなどは皮膚が薄いため特に腫れやすいので、痛みや発熱がなければ基本的には様子見で大丈夫なようです。
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虫刺され痕が腫れる、一種のアレルギー反応
蚊など虫に刺されたことでの腫れの原因は一種のアレルギー反応です。
しかし、大量の蚊に一度に刺されるなど、場合によっては体が過剰に反応してしまうことがあります。
アレルギー反応が過剰になった場合
アレルギー反応が過剰になると、
・腫れが酷くなる
・水ぶくれになる
・発熱する
場合によってはもっと重症化することがあります。
稀な例ですが、蚊の場合、慢性活動性EBウイルス感染症で重症化するケースがあります。
慢性活動性EBウイルス感染症
EBウイルスがリンパ球の一つであるT細胞に持続感染したときに、肺炎や脳炎などのさまざまな症状を引き起こすことがあります(EBウイルスはほとんどの人が大人になるまでに抗体を得るウイルス)
かゆいは大人でも我慢できない症状なので、患部を冷やすなどしてかゆみを抑えてあげます。
また引っ掻くと傷がつき、そこから菌に感染して”とびひ”になることがあります。
患部は常に清潔に、掻いてしまうようならば爪を切る、パッチを貼るなどで対処します(水ぶくれは特に注意)。
水ぶくれの対処法
● 水ぶくれを破る必要はなし
● 水ぶくれを破ることで細菌感染(とびひ)を起こすこともある
● 塗り薬やガーゼで水ぶくれを保護する
● 大きくなり痛みを伴う場合は皮膚科を受診して内容物を抜く
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