夏の弁当作りでは、食中毒や料理の腐敗に気を使います。
昨年までは料理をしっかり冷まし、保冷剤を入れていましたが、外気温の高い日は不安がありました。しかし今年は『真空断熱フードジャー』がある!
真空断熱フードジャー
ちなみに夏の弁当は濃い味付けが好ましい。
調味料に含まれる塩分や糖分が菌の繁殖を抑えてくれるからです。
「真空断熱」が良い理由
雑菌の繁殖温度は20~40℃なので、夏に温かいお弁当を楽しむには「60℃以上を6時間以上保てる保温効力」が重要になります。「断熱構造」でなくても50℃以上を6時間もたせるフードジャーはありますが、断熱構造のほうが60℃前後で保温できるため安心です。
また、熱々の料理を入れる前にお湯などを入れて容器を予熱しておくと60℃以上の温度がより一層維持されやすくなります。
断熱構造で定評があるメーカーは「サーモス」「象印」「タイガー」、あとは「パール金属/キャプテンスタッグ」「スタンレー」でしょうか。
Amazon:サーモス 真空断熱スープジャー ホワイト 400ml JBT-400 WH※他に黒、ライトピンク、ライトブルーがある
Amazon : サーモス 真空断熱スープジャー 400ml ミント JBR-401 MNT※他に白と黒がある
サーモスの真空断熱スープジャー(JBT-400 WH)のよい点は、ふたを少し回したところで、クリック構造によって内側の圧力を逃げるところです。このままフタをひねれば開くので、圧力を逃し損ねる点がないのが良いです。
内圧が高まることで中身が飛散する事故は、フードジャーの人気が出た頃に消費者センターに多く寄せられた相談事例です。内側の圧力をきちんと逃すことで、中身の飛散を防ぐことができます。
保温効力も、60℃以上を6時間維持するので安心です。
「寸胴型」が良い理由
お弁当が腐らないようにするには、容器がキレイでなくてはいけません。形状は洗い残ししにくい寸胴型がおすすめです(口が広いとなおよい)。
気温が20℃を超える時期になると菌が繁殖しやすくなるので、個人的には容器を塩素消毒したのちに十分に乾燥させることが重要だと思っています。そのためにも空気の通りがいい形状、寸胴型がおすすめです。
キッチン泡ハイターを使えば、浸け置きに比べると場所も取らず簡単に塩素消毒できます(フタの形状は複雑なので、細かい部分まで届く泡がいい)。
Amazon:キッチン泡ハイター本体400ml + つけかえ用400ml(2個) セット
子どもには保冷剤一体型の弁当箱
フードジャーは「フタが大きい」「深さがあって取りにくい」「重い」など小さな子ども向けではないので、梅雨~夏の子どもの弁当は保冷剤一体型の弁当箱が便利です。
Amazon | 保冷剤一体型弁当箱GEL・COOL(レトロダガシ シリーズ)400ml ※くっぴーラムネのほか、キャベツ太郎、ココアシガレットがありました。
[GEL・COOL]は、夏場でも安心してお弁当を食べてほしいという思いから日本で生まれたブランドです。蓋の内部に保冷ジェルが封入されており、凍らせた蓋をセットすることにより保冷剤として機能する設計になっています。
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