ヨーロッパの60%、干ばつの被害深刻化

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 いま世界各地で大規模な「干ばつ」、長期間の水不足が起きています。

 中国、メキシコ、東アフリカ諸国のほか、ヨーロッパでは60%以上の地域が干ばつの危険にさらされているそうで、「過去500年で最悪の水不足」とEUは言っているようです。イギリスでは8月24日から、「家庭でのホースの使用が禁止される」など市民の生活に影響が出始めているそうです(違反すると罰金約16万円)。

天の声
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干ばつは「旱魃」や「干魃」と書き、「旱」は「日照り(春季から秋季の植物が生育する時季に雨が降らず、農作物が枯れ、収穫が激減すること)」という意味があり、「魃」は日照りの神様のことを意味します。

 日本は雨の多い国ですが、地形が急で河川が短いため雨水の確保がしにくい国です。確保ができないので雨が降らなくなったら直ぐに水不足になります。国土交通省では「渇水情報総合ポータル」を開設し、全国の水不足情報を随時更新しています。

 干ばつとは長期的な水不足によって発生する自然現象で、干ばつが続くと農作物への被害が出て、長期化すると土地が乾燥が進んで砂漠になってしまいます(砂漠化の原因は干ばつだけではない)。

 1970年に「砂漠化対処条約」が世界で締結され、日本も当初から署名を行い、政府は世界の干ばつや砂漠化に対して技術協力などを手がけているそうです。

 具体的な取り組みとして、干ばつや砂漠化に悩むエリアの近くで成果のあった技術や知識をまとめ、干ばつエリアの住民へ普及、定着を目指す取り組みがあります。干ばつエリアの住民が主体となって取り組める事業を提供します。

 環境省手動で干ばつや砂漠化に対する研究や調査も行われ、砂漠化防止のための効果的な土地の利用方法や生態系管理における計画提案に役立てているそうです。

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