コーヒー習慣、『痛風リスク』を低減する

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旦那が尿酸値高め、つまり高尿酸血症なので、痛風発作が起きないように食事を中心に適度に気を使っています

旦那本人曰く「遺伝的に尿酸値高めになりやすい」とのこと。

義父はそれで痛風になったそうなので、とりあえず旦那が発作を起こさないように願っていると「痛風」とか「高尿酸血症」とタイトルのついた記事が気になるようになりました。

今回はそんな記事の1つをきっかけに、コーヒーと痛風と尿酸値の関係について。

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コロナ禍、高尿酸血症・痛風患者増加

日本生活習慣病余病協会が、2021年7月に「心血管疾患と生活習慣病との関連に関する調査(高尿酸血症と痛風に焦点)」を、医師を対象にして実施したところ、約5割の医師が

「高尿酸血症・痛風の新患増加を実感した」

と回答したようです(2020年秋比15%増)。

コロナ禍で生まれた「新しい生活様式」が生活習慣病の新規発症リスクやコントロール状態を左右したと考えられ、特に運動や食習慣が病気に強い影響を及ぼす心血管症のリスクへの影響が大きいと考えられました。

高尿酸血症は心血管症に影響がある

日本人の死因は、

 第1位 癌(ガン)

 第2位 心疾患

 第3位 脳血管疾患

このTOP3は長年変わらず、ガンについては未だ明確な予防戦略がありませんが、心血管疾患の危険要素(リスクファクター)は明らかで、

 ・糖尿病

 ・高血圧

 ・脂質異常症

 ・高尿酸血症 ←第4のリスクファクター

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高尿酸血症は痛風リスクだけだったのに。

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高尿酸血症が痛風の基礎疾患とだけ認識されていたのは昔のことです。

現在、尿路結石や腎障害などへの促進因子として、心血管疾患との関連などで注目を浴びています。

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「尿酸値が上がりやすい人」の特徴

 ・40~50代のメタボ・かくれメタボ

 ・運動不足

 ・過食

 ・飲酒量が多い

 ・ストレスが高い

このような生活パターンを職業別にみると、

 ・人づきあいが多く、外食・飲酒機会が多い … 経営者、管理職、営業など

 ・運動量や飲水量が少なく、排尿を我慢する … 運送業のドライバーなど

医師がすすめる高尿酸血症の改善策は?

あくまでも手軽な改善例として、高尿酸血症患者に乳製品の摂取を勧めている医師が全体の約71%だったそうです。

 1位 ヨーグルト

 2位 牛乳

 3位 チーズ

ヨーグルトは「安全性が高くて副作用が少ない」というエビデンスもあり、手軽に始めやすい尿酸値対策として医師が勧めるケースが多いようです。

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痛風の予防ならば「コーヒー」も有力視

海外の研究報告「コーヒーを飲む習慣が痛風の発症リスクを抑える」につて、防衛医科大学大阪大学などの研究グループが「コーヒーを飲む習慣が、血清尿酸値とは無関係に、痛風の発症リスクを建言すること」を見出したそうです(関係論文:日本語)。

コーヒー飲用習慣で発症リスクが25%以上減少

同研究グループは日本人15万人以上のゲノムデータを統計的に解析し、

 ・コーヒーの飲用習慣(週にコーヒーを飲む回数を0~7日の8段階に分ける)

 ・痛風の発症リスク

 ・尿酸値

この3つの関連性を調査。

その結果、「コーヒーを飲む日数が1日増えると痛風の発症リスクが約25%減少、ただし尿酸値には影響がない」ことが分かったそうです。

痛風発作は2つのステップを経て起きる説

同研究グループは痛風発作が起きるには2つのトリガーがあり、

 【1つ目】血液中の尿酸値が上昇し尿酸結晶が関節内に物理的に析出する

 【2つ目】尿酸結晶に白血球などの免疫細胞が食いついて炎症を起こす

2つ目で発生する炎症が痛風発作で、今回の調査から同研究グループはコーヒーには2つ目のトリガーを予防(阻害)する作用があるのではないかと考えたそうです。

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1つ目のみならば「痛風予備軍」ってことだね。

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日本で痛風予備軍は1,000万人を超えると言われていますが、実際に痛風発作が起きるのは約1割と言われています。

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「尿酸が高いこと」と「強い炎症反応が起きること」は別のメカニズムがあると考えられるのか。

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尿酸結晶に白血球などの免疫細胞が食いついて炎症を起こすのを防ぐ「何か」がコーヒーに含まれていて、この「何か」が解れば痛風の発作を予防する薬が作れるかもしれないと研究グループは考えているようです。

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