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「デフォルト(債務不履行)」って何だっけ?

資産運用
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この記事は約7分で読めます。

ウクライナ侵攻に対するロシアへの経済制裁の影響で、ロシアがデフォルト(債務不履行)の危機にあります。

ロシアでは石油の価格下落の影響で1998年にデフォルトが起き、その後は戦争(2008年ロシア・グルジア戦争、2014年クリミア併合)で経済制裁を受けて慢性的に景気が低迷。

そこに世界経済がコロナウイルス感染症の影響を受けて株価が暴落、ロシアも経済が不安定になり、そして今回はウクライナに侵攻して経済制裁を受けています。

ニュースをみるとドル建てロシア国債の返済が、「ロシア通貨のルーブルで返したいロシア」と「ドルで返して欲しいアメリカ」で交渉しているようです。

ルーブルの価値がどんどん下がっているのでアメリカの言うこともごもっと。

ウクライナ侵攻後の外貨建て国債の利払いは2回実施(2回目の利払いは2021年3月21日に実施)。

21日とこのあと28日の利払いはルーブルでも可能ですが、31日の4億4700万ドルの支払いと4月4日の21億2900万ドルの償還と利払いはドルで支払う必要があるそうです。

デフォルトが起こる危機は常にありますが、3月31日もしくは4月4日はさらに危険性が高まると予測されているようです。

ここで改めて「デフォルト」について。

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デフォルト(債務不履行)とは?

デフォルト(債務不履行)とは、債権の発行者が経済的な理由で債務者への元本や利息の支払いが遅れたり、停止したあげく元本の償還ができなくなりかねない状況を指します。

デフォルトが起きると債務者は期限の利益を失ってしまい、元本の償還ができなくなれば債務者が多額の損失を被ることになってしまいます。

天の声
天の声
わたし
わたし

取りたて出来ないの?

損害賠償の請求はできるようですが、返済不能の場合は難しいようです。

ただ、国が発行している国債は国の信頼にもつながるため、国家としては「利払いの延期」などを要求してデフォルトが起きることを防ぎます(デフォルトが起きて国の信頼が失墜すると、今後の資金繰りが難しくなる)。

天の声
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ウクライナ侵前からロシア財政は危機状態

ロシアは1998年にデフォルト(債務不履行)を起こし、その後ロシア経済は回復したものの、2008年、2014年、2022年にも危機または危機的状況を迎えています。

2022年の危機的状況は現在進行中の「ウクライナ侵攻」による世界各国の経済制裁の影響です。

1998年のロシア財政危機(デフォルト発生)

税収減少でロシアの財政が悪化したところに、アジア通貨危機の影響を受けてしまったことでデフォルトが発生しました。

当時のロシアの貿易はエネルギー資源の輸出に依存していたため(石油・天然ガス・木材・金属が全体の8割)、原油価格の下落により輸出原油から得られる税収が激減しました。

財政が逼迫していたところにアジア通貨危機の影響により世界の景気が後退、主要輸出産品の価値が下がり経済悪化は加速。

その結果、ロシア政府とロシア中央銀行は対外債務に対し90日間の支払い停止を発表しました(デフォルト)。

2008年のロシア財政危機

2007年9月から顕在化したサブプライム住宅ローン危機を発端とした「リーマン・ショック」と、それに連鎖した一連の国際的な金融危機で、原油価格回復により上向き始めていたロシアの財政も再びの原油価格暴落で悪化。

当時のロシアは天然資源の利益がGDPの20%を占めていました。

その結果、ロシアの銀行・原材料企業・新興財閥(オリガルヒ)の対外債務は5400億ドルまで増加。

2008年に発生したロシア・グルジア戦争(南オセチア戦争)の影響で投資家離れも進み、その結果株価下落が止まらず、最終的に株式市場の安定化のためにオリガルヒの資金が投入されました。

※グルジアは現在のジョージア

小規模な銀行の救済には国営の銀行が対応、その結果、政府予算の25%が経済危機対策に使用されました。

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ウクライナはロシアの起源

わたし
わたし

改めて見ると、ロシアってよく戦争するな。

ロシアは複数の国家が大国に対抗するために同じ主張のもと集まった「連邦」であるため、ソビエト連邦時代やロシア帝国時代の連邦から独立した国の独立を面白く思わない人が少なからずいるようです。

天の声
天の声
わたし
わたし

プーチン大統領も?

プーチン大統領は約100年前にあったロシア帝国時代の領地獲得を目論んでいると言われています。

ロシアが戦争をしかけたグルジア(ジョージア)や今回のウクライナもロシア帝国時代の領地でした。

天の声
天の声
わたし
わたし

ロシアにとっては仲間のはずなのに裏切ってNATOに加盟しようとしたのが赦せなかったのか。

日本は島国なので分かりにくいですが、ロシアとヨーロッパは陸続きで昔から領土争いを繰り広げていたため「昔はうちの国だった」「うちの同盟国家だった」は重視されます。

特にロシアにとってウクライナとベラルーシは共に国の名前の由来となる「ルーシ」(ギリシア語で「ローシア」)という国家だったことから、ロシアにとってウクライナはルーツの1つだと考えているそうです(両国ともロシア帝国崩壊後に別々の国家を樹立)。

天の声
天の声
わたし
わたし

ルーツ…そのためなら経済制裁も受ける、と。

それでもロシアとしてはデフォルトは起こしたくないようです。
デフォルトを起こすと今後の資金確保でマイナスとなりますからね。

天の声
天の声

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