夏が近くなると日焼けを防ぐグッズ、
・帽子
・日傘
・日焼け止めクリーム
これが通販サイトの検索ワードのトップになります。
しかし、学校や幼稚園では体育の帽子は指定、登下校はヘルメット着用、日傘は使用禁止なことが多く、子どもは登下校や体育の授業など日光を浴びる機会の多いのに日焼け予防が万全にできません。
さらに!
新型コロナウイルス感染症予防のために着用がほぼ義務化しているマスクが原因で起きる『マスク焼け』。
昔スキーでゴーグル焼けを経験しましたが、顔の一部だけ色が違うのは目立ってとても恥ずかしいです。
あの思いを子どもにはさせまい!
今回はマスク焼けを防ぐ方法について。
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マスク焼けを防ぐ夏用マスクの選び方
夏は熱中症を予防する必要があるので、夏用マスクは冷感素材のものをおすすめします。
マスク焼けを防ぐには冷感マスクの『色』が重要です。
マスクは白やパステルカラーなど明るい色合いのものが多いですが、明るい色は光を反射するのでマスク周辺の肌がより日焼けしてマスク焼けが起きやすくなります。
そのため、マスク焼けを防ぐには紫外線を吸収してしまう暗い色(黒、紺、紫など)のマスクを身につけると良いです。
※紫外線対策とは別に黒いマスクは「怖い」印象を相手に与えることが多いので注意
夏のマスクの使用については、熱中症予防の観点から厚生労働省が注意を出しています。
屋外で人と十分な距離が確保できる場合にはマスクを外す(人と離れてマスクを外して一時的に休憩することが大切)
マスクを着用しているときは強い負荷の作業や運動は避ける
こまめに水分補給をする(マスクの影響で喉の渇きに気づきにくい)
外出時は暑い日や時間帯を避けて涼しい服装をする
参考:「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
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日焼け止めクリームを選ぶポイント(子ども・敏感肌向け)
日焼けの原因となる紫外線はマスクを透過するので、日焼け止めクリームはマスクの下も含めて顔全体にむらなく塗ることが大切です。
子どもや敏感肌の人が日焼け止めクリーム(日常使い)を選ぶときは次の3つが大きなポイントになります。
・SPF15~20・PA++程度
・紫外線吸収剤を使用していない(=石けんで落とせる)
・肌への刺激が少ないもの
子どもや敏感肌の人の肌は通常に比べてデリケートで、過度な予防は肌を傷める原因となってしまいます。
参考:子供用の日焼け止めおすすめ11選|お肌に優しい選び方からUV対策法までご紹介 – e-cosme by excite
個人的なおすすめは『ニベアSUNプロテクトウォータージェルこども用<日やけ止めジェル>120g』。
ノンアルコール・無香料・無着色・アレルギーテスト済みの赤ちゃんの肌にも使える優しい使い心地(肌の状態を確かめながら使うこと前提)。
イヤなニオイや白残りがないので、子どもが自分でつけたがってもボトルごと渡せます。
ウォータープルーフタイプではないので汗には弱いですが、石けんやボディソープで落とせるので毎日安心して使えています。
SPFとPAの意味
日焼け止めクリームの効果を表す表示には「SPF」と「PA」があります。
『SPF』は肌が赤くなるのを遅くする数値で、「10」から「50+」まであります。
SPF15の場合、何もつけていない場合に比べて肌が赤くなるのを15倍遅くする効果があることになります(例 3分→45分)。
『PA』は肌が黒くなったり老化するのを遅くする数値で、『+(効果がある)』から『++++(極めて高い効果がある)』の四段階あります。
推奨の「++」は”かなり効果がある”になります。
紫外線吸収剤不使用タイプ
日焼け止めクリームには「紫外線吸収剤」を使用しているもの/使用していないものの2種類あります。
紫外線吸収剤とは”紫外線を吸収することによって皮膚へ紫外線が到達することを防ぐ有機化合物”なので、落とすにはメイクと同様にクレンジングが必要です。
紫外線吸収剤(例) メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メトキシケイヒ酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル
紫外線吸収剤は人工的に製造された化学物質なので、紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めクリームを「ノンケミカル」ということもありますが、ノンケミカルは紫外線吸収剤を使用していない”だけ”で100%天然素材とは言い切れず化学物質を使用しているものも多いです。
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マスク焼けしてしまったときの対処法
日焼けした直後の熱や赤みは長引くと色素沈着の原因となるので、すぐに冷やして保湿します。
保湿に使うローションやワセリンを冷蔵庫に入れておくと便利です(ヒリヒリする場合は低刺激のベビーワセリンがおすすめ)。
日に焼けて黒くなってしまった場合は、ビタミンC入りのローションで保湿しつつ修復すると早く改善されます。
高校生くらいまでは新陳代謝が活発なのでマスク焼けしてしまっても1ヶ月ほどで元に戻るようです。
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