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小学校入学前、MRワクチンの追加接種は忘れやすい

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麻しん・風しんの予防接種を受けてきました。麻しん・風しん混合ワクチンの接種は2回あります。

 1回目 1歳以上2歳未満

 2回目 5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間

1回目は1歳になったら直ぐがオススメ、2回目は小学校入学前の説明会などで忘れないようにアナウンスがあることが多いです。

推奨されている期間を過ぎると該当の予防接種は全額自己負担になってしまうので注意が必要です。

子どもの予防接種は保護者にとっても一大イベントですよね。

嫌がる。

泣く。

場合によっては、逃げる。

素直かつ単純な我が家の子どもたち。

「痛くない」「転ぶ方が痛い」という私の暗示により病院に行くのも素直。

先生を目の前にすると眉間にしわを寄せはしますが、さすが看護師さんたちはプロ。「さあさあ」という周囲の勢いに押されて素直に腕を出して接種されてくれます。

接種後は泣きますが、「びっくりしただろうけどまだ痛い?」と聞くと、自分の腕を見て痛くないことを確認して泣き止みます。

『痛かった』といつまでの過去の痛みを引きずらない子たち…素直に育ってくれましたw。

麻しん・風しんとは

麻しん(はしか)と風しんは違うウイルスによって引き起こされる、全く違う感染症です。

混合ワクチンが開発されたため1種類のワクチンで一緒に防ぐことができます。

麻しん(はしか)とは

麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。

麻しんウイルスは感染力が高く、空気感染もします。免疫を持っていない人が感染すると100%発症します。

死亡率が高く、先進国でも死亡率は感染症患者1,000人のうち1人の割合です。

感染すると風邪のような症状(発熱、咳、鼻水など)が現れ、その2~3日後に39度以上の高温と発疹が出現します。

肺炎や中耳炎を合併しやすく、感染症患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症してしまいます。また頻度は患者10万人に1人と高くありませんが、麻しんウイルス感染後に中枢神経疾患のひとつ『亜急性硬化性全脳症(SSPE)』を合併してしまうことがあります。

参考:麻しんについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

風しんとは

風しんは風しんウイルスによって引き起こされる感染症です。

飛沫感染が主で空気感染はしないようですが、感染力が高いため1人の風しん患者から5~7人にうつることがあります(風しん免疫がない集団における例)。

発症後の症状は様々で、無症状(不顕性感染)から入院が必要な重篤な症状まで幅広いです。風しんウイルスは脳炎や血小板減少性紫斑病を合併することがあるので軽視できません。

風しんの感染に注意したいのが妊婦です。

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると母子感染してしまうことがあります(先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性が高くなる)。

参考:風しんについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

先天性風しん症候群とは

「先天性風しん症候群(CRS)の子ども」とはいわゆる”障害のある子ども”です。

障害としては先天性心疾患、難聴、白内障の3つが多く、それ以外では網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたっています。

風しんの予防接種は先天性風しん症候群を防ぐことも目的としており、さらに妊婦検診には風しん抗体チェックをして胎児を守っています。

参考:先天性風疹症候群とは (niid.go.jp)

麻しん風しん混合ワクチンの効果

麻しんの近年の発生状況

「日本が麻しんは排除状態にあること」が2015年世界保健機関西太平洋地域事務局によって認定されており、現在日本での発症は海外からの輸入例と輸入例からの感染事例のみとなっています。

麻しんワクチンの効果は有効でした。

実際に麻しんは2007年・2008年に10~20代を中心に大きな流行がありましたが、2008年から5年間中学1年生および高校3年生相当の年代に麻しんワクチンを接種することで2009年以降の患者は急減しました。

風しんの発生状況

風しんは麻しんと異なり排除状況になく、2020年度までに風しん排除を目標としている状態です。

現在では2007年に改訂された「風しんに関する特定感染症予防指針」をもとに定期予防接種の積極的な摂取勧奨・妊娠可能女性とその家族への予防接種の推奨などを行っています。

国内の風しんの流行は2002年~2004年に局地的に流行し、厚生労働科学研究班により緊急提言で対応が強化され一旦風しんの流行は抑制されました。

しかし2011年に海外で感染して帰国後発症する輸入例が参詣。2013年には累計14,344例の報告があり、風しんの予防接種の目的である先天性風しん症候群の患者は2012年10月~2014年10月の期間中に45例報告されています。

2014年以降風しんの報告数は年間319例、163例、129例、93例と減少していますが、2018年夏には関東地方を中心に報告数が増加しました

麻しん・風しん混合ワクチンの費用

麻しん風しん混合ワクチンの費用は、子どもの場合は定期接種に指定されているので無料で受けることができます。

ただし、指定された期間を過ぎると全額自己負担となってしまいます。

麻しん風しん混合ワクチンの場合、

1回目 … 1歳から2歳の間

2回目 … 5歳から7歳の間で小学校入学前の1年間

全額自己負担の場合、接種費用は医療機関によって異なりますが、1回の接種で10,000円~20,000円かかることもあります。

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