車検費用の48%はどこで車検を受けても変わらないお金

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車検とは「自動車検査登録制度」です。

道路を利用する人たち全員の安全を確保するために公道を走る車両は一定の保安基準を満たすことが決められているため、【公道を走る126cc以上の車両は全て定期的に検査を受けて保安基準を満たしていることを確認・登録されています】

保安基準は安全面や環境面に配慮して国が定めています。

基本的に自動車はこの保安基準を満たしたもののみ流通していますが、使用され始めると使用状況等により自動車の状態はどんどん変化していき、場合によっては安全安心に使用できない状態にまでなる可能性があります。そんな車を使用していると運転手やその周辺の人を危険にさらすので、【2年毎にその車両が保安基準を満たして安全に走行できるか確認するために車検が実施】されます(購入後の初回車検のみ3年目に実施)。

検査を受け自動車検査証の交付を受けるのに【検査手数料】を支払います。

検査手数料は車を検査場に持ち込む業者・個人によって異なります。今回車検をお願いしたのは国から指定をうけた地元の整備工場なので1,100円でした。検査手数料は印紙で納められます。

車検を通過すると新しい車検証が発行されます。

車検と同時に【自賠責保険の更新】【自動車重量税の徴収】があります。これはディーラーに車検を依頼しても、自分で持込み車検をしても同じ金額ですがかかります。

軽自動車の場合

  • 自賠責保険(24ヶ月分) … 21,140円
  • 重量税 … 6,600円
  • 重量税印紙代 … 5,000円

【自賠責保険とは全ての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険】です(自動車損害賠償保障法)。

自賠責保険証の期限が切れた車を公道で運転するのは違法であり(保険証の不携帯も違法)、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」と「違反点数6点」が課されます。違反点数6点は自動的に免許停止処分です。

【自動車重量税は毎年課税されますが車検時に2年分まとめて納税】します。次回車検までに車を手放した場合は該当する月数分の税金が還付されます。

毎年5月頃に自宅に納税書が届く自動車税は地方税で、国税の自動車重量税とは異なるものです。徴収された自動車重量税は道路特定財源となり、基本的には道路予算として使われます。

車検にかかる費用はピンからキリなので、【誰か(どこか)に車検を依頼する場合は必ず事前に見積りを発行】してもらいます。

今回地元の整備工場に車検を依頼したら約71,000円(税抜)でした。どうやって車検を受けようと変わらない約34,000円を除いた約37,000円の内訳は

  • 車検の基本点検(エンジンルーム、室内、足まわり、下まわり、ライト類、ブレーキの分解と洗浄)…15,000円
  • ブレーキオイルの交換…3,000円
  • 発煙筒の交換…820円
  • 検査機器による測定および検査料金…4,000円
  • 車検時手続き費用…5,000円

次の2つは車の使用状況から交換などして改善に必要な料金(パーツ代含む)と判断しました。バッテリー・タイヤは2年以内、エアコンフィルターとワイパーのゴムは1年以内、エンジンオイルは半年以内に交換済みなので車検では依頼していません。

  • エンジン2系統のリフレッシュ … 3,000円
  • スパークプラグ(3本)の交換 … 約6,000円

必要な検査やパーツ交換を安くやってくれる場所を探してこそ見積りの意味があります。

安さだけを追求しがちですが、車検では保安基準を満たすことと同時にこの先2年間安心して乗れるように整備(チェック)してもらうことが必要です。車のパーツは消耗品であることを理解し、走行距離や経年なども踏まえて交換の必要性を理解して(分からないなら説明してもらって)正確な見積りをと作ってもらいます。

今回と同等の車検を「ディーラー」「車検専門店」「ガソリンスタンド」に依頼しましたが、ディーラーは想像ついていたものの車検専門店やガソリンスタンドも地元の整備工場よりも高い見積りを出してきました。

激安車検は「車検に通るための最低限」のみのようです。

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