2020年4月以降新型車、オートライト機能義務化

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5年目のN-BOXは車検が必要で、今回は地元の自動車工場に依頼しました。

初回の車検はほぼ法定手続きのみだったので車検専門業者に依頼しましたが、今回はしっかり診てもらいたかったのと今後のN-BOXが不調のときに診てもらえるように地元の整備工場を選びました。

ガソリンスタンドや車検専門業者は1日車検(時短車検)が可能なことが多いですが、今回は短くても2日間かかるというので代車を用意してもらいました。

代車としてやってきたのはN-BOXのライバル車であるダイハツの『タント』です(2019年7月に発売された新型タントの前モデル)。

走行距離が10万キロほど、左側側面に大きな凹みがある代車なので特に緊張する必要ないのがありがたく、いろいろ弄っていたらライトに『AUTO』があるのに気付きました。

AUTO付きの車は久しぶり…と思っていたら、道路運送車両の保安基準が改正されて【2020年4月以降に販売される乗用車(新型車のみ)は『オートライト機能』の搭載が義務】となっていることを知りました。

オートライト機能とは【走行中の車が周囲の明るさを検知して自動で前照灯(ヘッドライト)を点灯・消灯させる機能】です。

今回の代車のタントのようにオートライト機能がついた車は2020年4月より前から在りましたが、今回義務化されたオートライト機能は今までと違い、最も変わった点が

走行中に一定の暗さになると強制的に点灯する

走行中にドライバーが手動で消灯できない

従来のオートライト機能では『明暗』に明確な基準がなく、ライトの点灯のタイミングがメーカーや車種で差がありました。今回の改正では基準が設けられ

  • 周囲の照度が1,000ルクス未満になると2秒以内にライトが点灯する
  • 周囲の照度が7,000ルクス以上になると5~300秒以内に消灯する

1,000ルクスの照度とは「信号や他車のブレーキランプなどの点灯が目立ち始めるくらいの明るさ」です。日没に向かう薄暗時間帯に該当し、この薄暗時間帯は1日の中で最も交通事故が多い時間帯(17~19時)です。

政府広報オンラインで公表された時間帯別の死亡事故件数(平成25年~平成29年)によると

  • 12時台 … 768件
  • 13時台 … 809件
  • 14時台 … 854件
  • 15時台 … 905件
  • 16時台 … 939件
  • 17時台 … 1329件 ←
  • 18時台 … 1256件 ←
  • 19時台 … 1206件 ←
  • 20時台 … 866件
  • 21時台 … 731件
  • 22時台 … 663件

自動車や原付バイク含むバイクの【無灯火運転(夜間にヘッドライトを点けずに運転すること)は反則金5,000~7,000円と違反点数1点】が課せられます(2020年6月現在)。

※比較的軽い交通法違反は行政罰であり『反則金』が課せられ、重い道路交通法違反は刑事罰であり『罰金』が課せられる

ヘッドライトをつけるタイミングについて道路交通法は「夜間(日没~日の出まで)」としか記してなく、ドライバー個人の感覚に委ねられています。

今回のオートライト機能搭載の義務化は【個人の感覚に任せていたライト点灯のタイミングを一元化して改善、ヘッドライトの早めの点灯を実現して道路上の安全を確保すること】が期待されます。

一方で、オートライト機能搭載車ユーザーから【安全のためにライトをつける習慣(ライトをつけて自分の位置を報せる習慣)】が無くなるのが心配です。

安全管理は必ず運転手自身が!決して車任せにしてしまわないように注意する必要があります。

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