車検にあわせて自動車の所有者とナンバープレートを変更したい！車検証の記載内容は一度にまとめて変更が吉

本来ならば4月下旬に切れる予定だった車検証の有効期限が6月1日に伸びたことは我が家にとっても嬉しいこと。5月上旬の引き落としでHonda残クレが完済するので、名義人を旦那に変える手続きが車検と同時にできることになったからです。

名義人を変更すると車のナンバープレートの変更が容易になります。現在N-BOXについているナンバープレートは他県ナンバーなので、早く熊谷ナンバーに変えたかったのです。

車検証の記載内容の変更は変更事由発生後15日以内が基本

車検証(自動車検査証)とは記載されている車両が保安基準に適合していることを証明する書類です。

車検を受けることで保安基準に適合していることを証明するので車検のたびに新しいものに変わりますが、車検証には所有者や使用者について明記されているので転居や結婚で住所や氏名が変わったときには車検証の記載内容を変更する必要があります。

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これを【変更登録】といいます。車検証の名義変更の場合は自動車税の納税者が変わるので【移転登録】という手続きになります(使用者の変更の場合は”変更登録”)。

車検証の記載事項に変更があった場合、変更後15日以内に変更登録をするように法律(道路運送車両法)に定められています。

自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から15日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。
道路運送車両法第12条1項

Hondaの残クレ(残価設定型クレジット)を利用して購入したN-BOXの車検証の所有者の欄には「株式会社ホンダファイナンス」と記載されています。他社でも残価設定型でローンを組んでいる場合は同様のケースとなります。

つまり現在のN-BOXの「所有者」はホンダファイナンス、「使用者」は旦那です。自動車保険の契約者や税金の納税者は”使用者”になります。

名義変更は完済するまでできず、車検証に記載されている内容を変更するには所有者であるローン会社が必要書類を用意する必要があります。これが面倒なのか、ローン会社やディーラーから「記載内容変更手続きは完済後に名義変更してから」と言われることが多いようです(法律的な解釈とは異なるものの)。

【完済後に名義変更する方法】
変更に必要な書類の申請(所有権解除の手続き)をします。手続き自体は本人等が公的機関で行うので、これは名義変更の手続きの時に必要な書類(譲渡証明書、印鑑証明書、委任状の３点)の取り寄せになります。

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印鑑証明書の有効期限である３ヶ月間以内に所定機関で名義変更手続き(移転登録)が必要となります。

普通自動車と軽自動車では車検証の発行元が異なるので、それぞれ以下のところで手続きをします。

我が家の場合は『熊谷自動車検査登録所』が該当の機関になります(〒360-0844　埼玉県熊谷市御稜威ヶ原下林701-4)。

車検証には「所有者」「自動車登録番号(車両登録番号)」「車検の有効期間」の３つが記載されているため、今回のように

このような変更を一度に行う場合、タイミング等が重要になるので下手な手出しはせずに業者さんに委託してしまった方が良いです。

もちろん③の車検終了後に①と②を自分でやる方法もあります。陸運局や軽自動車検査協会の敷地内でナンバープレートを脱着しなければいけませんが、工具をロクに使ったことがない女性でもできるという話です(普通車の場合はナンバープレートの封印をとってもらわなければいけない※軽自動車に封印はない)。

①は意外と簡単なようですが時間がかかる、②は手続きが面倒で時間もかかる、そのため①と②についても委託料(手数料)を支払う価値十分あります。そのため手数料を割安にするため①～③をまとめてお願いしてしまった方が良いです。

名義変更等に必要な書類として印鑑証明書は必ず用意するように言われますが、車庫証明書も自分で用意した方が良いです。業者さんは代理で取れると言ってくれますが、自分で用意した方が圧倒的に安いからです。

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