新型コロナウイルス、車検の有効期限が6月1日まで延長

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新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が出されたことに伴い、埼玉県を本拠とする我が家のN-BOXの車検証の有効期限が2020年6月1日まで延長になりました。

緊急事態宣言による車検の有効期限の延長とは?

【今回有効期限延長対象となる車両(国土交通省の発表より)

  • 緊急事態宣言対象地域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県)に使用の本拠の位置を有する車両
  • 自動車検査証の有効期間が令和2年4月8日から5月31日までの車両

該当する車両は2020年6月1日までに継続検査を受検すれば自動車を従来通り続けて使用できます(車検証の記載内容変更は不要)。これは天災などが原因で継続検査が受けられないときの特別措置を定めた道路運送車両法第61条の2の規定を適用した措置です。

猶予期間で車検の相みつ!見積もりを吟味してみる

こうして我が家のN-BOXに1ヶ月強の余裕が生まれました。

前回は初回車検ということで『整備は特に必要ない』と判断したので、安さ重視で車検のコバック(クイック車検)に依頼しましたが、整備士さんが安全よりも早さ・安さ重視で整備を終えている印象があったため今回は地元の小さな整備工場に依頼することにしています。

認定工場以外に車検を依頼する場合は車検の有効期限までの余裕が必要です。

車両を運輸支局まで運び、検査場で検査を受けて適合標章を発行してもらい受け取る手間と時間がかかるからです。有効期限まで余裕がない場合は運輸局に委託されて適合標章を発行できる認定工場で車検を受けた方が良いです。

車検の見積りでチェックすべき2つのポイント

車検を依頼する前に必ず見積りをとります。見積りのチェックポイントは車検基本料金とパーツ交換の内容です

チェックポイント① 車検基本料金

車検の見積もりは合計金額を比較するだけでは危険です。

車検費用中には保険料や重量税など「どこで受けても変わらない金額(法定費用)」があり、N-BOXの場合は自賠責保険料(21,140円)、重量税印紙代(5,000円)、検査印紙代(1,100円)が該当します。

比較しやすいのが車検基本料金です。

基本コースが複数ある場合は「次の車検まで安全にのれる」を選びます。安さ重視は危険です。車検のコバックの場合は『スーパーセーフティー車検』がそれに該当し、料金は15,000~23,000円です(最低限の整備点検を行う車検コースの場合は9,500~13,000円)。

地元の整備工場に見積り依頼したら車検基本料金は約16,000円、車検のコバックの基本料と大差なしです。見積り作成時に検査や交換の必要性(基準)をしっかりと説明してもらえたので信頼度◎です(車検のコバックではやってもらえなかった)。

チェックポイント② 交換パーツの取捨選択

5年目になると経年劣化と走行距離からパーツ交換も必要(推奨)。一般的に次の7点の交換がすすめられるようで、小まめに整備していれば車検時の一時的な大出費が少なくなります(我が家の場合は3~7は不要)。

  1.  発炎筒 …期限切れなので必須
  2.  スパークプラグ
  3.  オイル …半年以内に交換済みなので除外
  4.  オイルエレメント …1年以内に交換済みなので除外
  5.  バッテリー …2年前に交換済みなので除外(測定値も正常)
  6.  ワイパーのゴム …数か月前に交換済みなので除外
  7.  エアコンフィルター …数か月前に交換済みなので除外

発炎筒(「発煙筒」ではない)は公道上での事故や故障時に周囲に注意を促すための重要な非常信号用具で、使用期限内のものを車両に搭載していないと車検を受けることもできません。

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コメント

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