夫婦で転勤族だったため嬉しいことに日本全国に友人がいます。同じ時間を共有するわけではない彼らとの連絡は頻繁ではありませんが、Facebookや年賀状などで縁を繋げています。
今回はそんな年賀状の1枚がきっかけ。
夫婦で所属していた以前の会社の方から「会社のイベントに来ないか?(※一般公開されている)」と誘っていただいたので行ってきました。会社を辞めてから5年以上、最後に会ってから+10年という人もいましたが、それでも覚えていて下さる方々がいて私の人生の軌跡を感じ取った1日になりました。
この日利用したのがJRの企画「のんびりホリデーSuicaパス」。約2,700円で指定日1日中、関東広域乗り放題のチケットです(Suicaパスの方が紙の切符より約100円安い)。
「乗り放題」と聞くと俄然頑張るもので、会社のイベントに参加した後は横浜在住の妹と合流するなど1日を満喫。眠る娘たちを抱っこしての移動は大変ですが、いつもと違う1日は気分転換にもなり…そして大変運動にもなりました。
この日の歩数は約12000歩!
よく歩く都市部在住の人がシュッとしている理由を痛感。いつもDoor to Doorな生活を送る身には多少つらくもありましたが、達成感もあり、今後はもう少し歩くようにしなくてはと思うところも。
理想的な1日の歩数は8000歩

正しい姿勢で歩くウォーキングは体幹を使って全身の筋肉を動かすため、運動不足の解消や健康維持の効果があります。新陳代謝も上昇し全身の血行がよくなり女性の場合は冷え症などが改善、自律神経が整うのでストレス解消の効果もあります。
- かかと重心で歩くこと
- 脚の内側の筋肉をしっかり使うこと
厚生労働省が提唱している1日あたりの理想的な歩数は8000歩です。歩行時間は約1時間、距離にすると約4kmです。私のスマホには万歩計機能がありますが平日は3000歩前後、休日で8000歩前後、全体的に少ないです。
ウォーキングは継続が大切で、他の運動に比べて大きく筋肉を使わない運動なのでその効果が見て分かるようになるまで多少時間がかかります(効果が出るまで数か月かかる場合がある)。
理想的な1日の歩数が10000歩じゃなくなった理由

以前は理想的な歩数は10,000歩と言われていましたが、厚生労働省は10,000歩が現代の男性と女性の平均的な歩数から遠いのでまずは平均値に改定したようです(現在の平均歩数は男性8,000歩弱、女性で7,300歩弱)。
…”理想”を勝手に減らして良いのか?と疑問ですが、無理はよくないということなのでしょう。平均はあくまでも目安なのでちょっと頑張る程度の無理が良さそうです。
ウォーキングの前に壁を使って正しい姿勢をチェック

<歩くときの正しい姿勢>は壁を使って確認します。
壁を背にして立ち、頭・背中・お尻・ふくらはぎを壁につけた状態が真っ直ぐな姿勢。この姿勢で歩くのが理想です。
このときの腰の位置が重要!
腰と壁の間にこぶし1つ分ほどの隙間があったら反っているということなので、腰をひいて出来るだけ腰を壁にくっつけるようにします。手のひらの厚さくらいまでが理想です。
この正しい姿勢で、いつもより少し大きな歩幅で歩くのです…が、結構きついです。全身を使って歩いている感じがします(←だから運動なのですが)。歩幅を広くするにはへそから足が生えている感じで歩くと良いです。
正しい姿勢を作るサポート機能のある靴もたくさんあります。
20代、30代の女性の約6割が猫背と自覚している

正しい姿勢を確認するために壁に背をつけたとき、腰と壁の間にこぶし1つ分ほどの隙間があると猫背です。猫背の人は歩きながら姿勢が歪んでくるので意識して首から腰までを真っ直ぐにします。
スポーツ用品会社の調査によると20代、30代の女性の約6割が「猫背という自覚がある」という結果がでました(40、50歳代を大きく上回る)。日本ウォーキング学会会長で東京学芸大学の教授である池田氏によると、猫背は現代病の1つと言えるようです。
現代人の体のトラブルやきれいな姿勢が維持できないことの原因の1つは、靴やアスファルトが引き起こす体のズレです。ハイヒールやビジネスシューズは靴底が硬く、かかとが高いため、不自然に体がゆがめられ、体は悲鳴をあげているはずです
20代女性の6割が「猫背」 「外反母趾」や「むくみ」と関連 (J-CASTニュース)
特に腰が前に反る”反り腰”は女性に多く、お腹が突き出ているような姿勢となるためパッと見て猫背に見えません(そのため腰猫背は「隠れ猫背」と言わている)。
猫背は内臓機能や血行などに悪影響があり、消化機能が低下する等で太りやすくなります。つまり下半身太りの原因の1つ。さらに腰猫背は腰痛はもとより、肩こりや冷え症などにもつながってしまいます。
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