外国人が増える街、犯罪に対する知識と備え

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高崎市に用事があった帰り道に国道17号が渋滞だったので脇道に入ったところ、交差点で変わった立て看板を見ました。お店の看板ではなく、警察の注意喚起の立て看板です。
本庄警察署は外国語の立て看板
「…何語( ̄□ ̄;)

とりあえず写真を撮り、後で調べてみるとスペイン語でした。cuidado!(発音「クイダード」)、日本語で「危ない!」「気を付けろ!」という意味だそうです。

下に書かれているのも同じスペイン語(ポルトガル語)で、「渡っている歩行者(=横断者)」という意味でした。

上里町と本庄市は埼玉県内でトップクラスのブラジル人比率が多い街です(外国人比率でも上里町は第2位、本庄市は第6位)。また日本で1番ブラジル人比率が多い大泉町(群馬県)にも近いです。
※比率なのでブラジル人の数が最も多い街とは限りません。

交通安全のように生活の中で注意する点を多国語で表記してあるのはとても親切でいいとおもいます。

一方で外国人が増えると治安の問題が浮上してきます。今回は外国人の犯罪についてまとめてみました。以前法務省が発表した「外国人犯罪者の実態」を参考にしています。

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20代の非欧米人の犯罪が多い

永住権を持たない外国人がどんな罪を犯すかというと次の2つが多いです。

・ 窃盗(全体の約3割)
・ 覚醒剤取締法違反(全体の約3割)

犯罪者の国籍は約74%がアジア、約23%が南アメリカと非欧米人の犯罪が多いです。年齢も20代が最も多く、留学や短期滞在など非就労目的で来日している人が多いです(不法在留の犯罪も多い)。

留学・短期滞在の犯罪者の特徴
・ 薬物犯が多い
・ 留学の場合は窃盗犯も多い

国籍別の犯罪者の特徴
・ ブラジル国籍は強盗犯が多い
・ イラン国籍のほとんどは薬物犯

薬物については自分から関わらなければ基本的に害はないので(薬物中毒者による犯罪に巻き込まれなければ)、窃盗犯と強盗犯について注目します。

武器をもっているケースが多い

窃盗犯と強盗犯について国籍別に見ると中国が最も多く、次いでベトナム、ブラジルとなっています。中国人は侵入犯、ベトナム人は万引き犯、ブラジル人は強盗犯と車両関連盗が多いのが特徴です。

このデータを見ると、中国人とブラジル人に警戒の目が向かいます。侵入犯と強盗犯に遭遇したら命の危険があるからです。

外国人犯罪者の場合、窃盗や強盗は複数犯で行うことが多く、日本人とは違ってナイフなど武器を所有しているケースが多いです。そのため空き巣目的でも家人などと遭遇して居直り強盗に発展するケースが多いです。

外国人の窃盗犯や強盗犯と遭遇した場合、まずは逃げることを第一に考えましょう。

外国人への警戒は致し方ない

人口と犯罪者数から割り出す犯罪率をみると「外国人の犯罪が突出して多いわけではない」というのが結論です。

しかし“どんな人か分からない不安”から、近所に外国人がいると無条件で“怖い”と思うのが正直なところです。

実際に犯罪を日本人が起こした場合、犯人の近所に住む人は報道陣の質問に対して次のように答えています。

「そんな人とは思えない」犯人
・よく挨拶してくれる
・地域の活動に積極的
・積極的に外に出ている
・家族の仲が良い

「やりそうだと思っていた」犯人

・最近越してきた
・全然見かけない
 ↑
どんな人なのか分かっていない

言葉の壁がある外国人の場合は基本的に“分からない人”に区分してしまい、犯罪を行うかもしれないと思ってしまいます。

今後少子化が進むにつれて外国人の労働力に頼らざるを得なくなる日本には、アジアや南アメリカからの人々が近所に増えていくことが容易に予想されます。

そんな中で私たちにできることは今まで通り自衛です。外国人だから犯罪を犯す確率が高いわけではないので、きちんと自衛することが大切です。

・防犯ライトの設置
・高い塀やフェンスで死角を増やさない
・短時間の外出でも必ず施錠する

そして万が一何か起きたとき、近所の人がいち早く異変に気づけるように近所の人と良好な関係を築いておくことが大切なようです。

【了】

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