衣替え、知っておきたい衣類の黄ばみの原因

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 衣替えというと「6月1日」のイメージがありますが、最近はGW後に衣替えをすることも多いそうです。この頃には夏日が続くので”夏服”でも違和感はありません。

 子どもが通う幼稚園では6月1日はプール開き。

 海の日は7月後半、6月頭にプール開きは早い感じがしますが「6月にプール開きしておくことでプールで遊ぶ機会を増やす」という園の配慮もあるようです。外気温と水温が一定条件を満たさない限りその日のプールの使用許可が下りないので、早めのプール開きはマイナスにはなりません。

 「プールに しおと おさけいれた」

 子どもの楽しそうな幼稚園の報告。「塩とお酒でお清めとは本格的だな」と夫婦で感心しました。

衣替えとは

 衣替え(衣更え、更衣)とは、季節に合わせて衣服を変えることです。

衣替えは日本の文化

 日本で生まれ育つと「衣替え」は普通の行事ですが、世界的に見れば衣替えは珍しい行事です。

 四季が文化に色濃く影響してきた日本では季節感は服にも表れ、夏服を冬に来ていると「季節外れ」とみなされます。一方で海外では冬にTシャツを着ていても「個人の好み」で片づけられて奇異な目で見られることはありません。

夏服は期間限定

 平安時代に中国から伝わった風習から始まった衣替えですが、「夏服は6月1日~9月末」となんとなく決まっているのは明治時代に施行された新暦が始まりです。新暦が始まる前、江戸時代は年4回の衣替えが幕府から指定されていたそうです。

衣替えのタイミングで服を仕分け

 衣替えのタイミングで衣類の仕分け、「必要な服、未だ着る服」と「不要な服、もう着ない服」を分ける人は多いです。大人になると服を整理するタイミングを逸しがちですが、ファッションアドバイザーによると、

こんな服は「処分しても後悔しない服」
  • 2年間着ていない服
  • 着ても気分が上がらない服

衣替え、しまう服はしっかり洗濯

 衣替えのときに出した服が黄ばんでいたという経験はありませんか?

 衣類の黄ばみの原因の多くは落としきれていなかった汗や皮脂などタンパク質が含まれる汚れです。母乳やミルクの汚れや、牛乳や肉汁の汚れが黄ばみやすいです。

風呂の残り湯は使わない

 シーズンオフになる服は風呂の残り湯で洗濯しません。エコや水道代を考えれば洗いは風呂の残り湯でも良いですが、”すすぎ洗い”はきれいな水を使います。

 風呂の残り湯には汗や皮脂が溶けているので黄ばみの原因になります。1ヶ月以上しまいこんでしまう服を洗濯するときは風呂の残り湯は不適切です。

浸け置きして汚れをしっかり落とす

 シーズンオフになる衣類に汚れが残っていると黄ばんでしまうので、洗剤を溶かした40℃のぬるま湯に1~2時間浸け置きしてから洗濯します。洗剤はタンパク質分解酵素の入ったもの、酸素系の漂白剤を追加するとより効果があります。

 洗剤残りも黄ばみの原因になるので、すすぎ1回でも良い洗剤を使っていてもこのときは2回以上すすいで洗剤をしっかり抑えます。

しっかり乾燥させる

 シーズンオフになる服はしっかりと乾かします。水分や湿気は衣類のカビの原因になってしまいます。

 太陽の光にしっかり当てて乾かすことで除菌もできます。

 乾燥機で乾かした場合は適度な湿気が残っています。しまう前に少し置いておき、衣類から湿気を抜いておくことが大切です。

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