芝生の庭の凸凹を直すために目土(めつち、めづち)を入れました。とりあえず16Lの目土を6袋使いました(カインズで3袋千円のセット販売で購入)。
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目土は小粒の鹿沼土が入っていて水はけが良い仕様に、肥料も入っているのでこれから芝生が生い茂る予定です。
今回は芝生の目土についてまとめました。
「やっぱり生きた芝は面倒」という方は、ぜひ「屋上に人工芝を敷いて子どもの遊び場づくり」、「ぎりぎりセーフ!屋上の人工芝マットが廃番」を読んで下さい。
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目土・目砂とは?
目土や目砂は芝の生育をサポートするための排水性高い土や砂です。市販の目土や目砂には肥料入りのものもあります。
目的や撒く範囲によっては目土や目砂を自分でブレンドする人もいるようですが、総合的に見てホームセンターなどで売っている芝生専用の目土や目砂を買った方が手軽という意見が多いです。
・きれいに土が混じっている
・雑草の種が除去されている
・殺菌、滅菌されている
自分でブレンドしたトラブルでは混ぜた砂が海砂で塩害が起きたといったケースがあります。
目土を入れる理由
・撒いた種を土でおおうため
・切り芝の間を埋めるため
・サッチング後の芝の保護のため
・エアレーション後の養生のため
・苔(コケ)対策
・芝生を平らにするため
芝の庭は種をまいたり(西洋芝に多い)、切り芝をおいたりして作ります。種をまいたら目土をかぶせ、種を保温・保湿し発芽を促します。切り芝の間に目土を入れるのは、切り芝から根を伸ばしたりランナーの定着をサポートするためです。
サッチングとエアレーションについては「芝生の生育期はガシガシ、ザクザクが大切」を読んで下さい。
水はけが悪く、日陰になりやすくジメジメしやすいところは苔が発生しやすくなります。この場合は排水性のよい土壌に改良する必要があります。
目土を入れる理由で多いのが平らにするためです。芝生の庭はどんなに平らにしていても1~2年で凸凹ができてしまいます。凹んだ部分に目土を入れることで平らに仕上げます。
目土を入れる時の注意
・目土を入れる厚さは約5ミリ以下
・深い凹みは数回に分ける
・真夏はやらない
目土や目砂を均す場合はレーキ(トンボ)や幅の広いデッキブラシがあると便利です。目土を入れたら厚さ3~5ミリ程度になるように、生えている芝の葉がピョコッと出るようにレーキなどで均します。
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芝を完全に隠してしまうと光合成できず、芝は枯れるもしくは腐る
凹みが深い部分は数回に分けて、芝の成長に合わせて埋めていくことが大切です。
目土は部分的に入れるならば通年可能ですが、高温多湿になる真夏はさけるようにしましょう。一番オススメの時期は芝が芽吹く直前(日中の気温が20~25℃になる頃が目安)から梅雨の前までです。全面に入れる場合はこのタイミングが良いでしょう。
芝は生きているので手間がかかりますが、きれいにビシッとはれると気持ちがいいものです。踏み心地も柔らかく、子どもが転んでも大きな怪我をする心配は少なく安心です。
雑草対策で庭をコンクリート敷きや細かい砂利仕上げにすることも検討しましたが、GW恒例のバーベキューで庭にタープをはり、老若男女がくつろぐ姿に、面倒でも芝生で良かったと実感しました。
【了】
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