「この大根、筋っぽい」
旦那の言葉にイチョウ切にしてスープに入れた大根を食べたら筋が口の中に残ってしまいました。作ったスープのレシピは「味覇、中華系調味料は料理の幅をワイドにする」(姉妹サイト)です。
実は先々週にイカ大根を作ったときと同じような失敗をあのときは冷蔵庫でしばらく保存していた大根を使ったので、大根が悪いと大根のせいにしました。
今日の大根は買ってきたばかりのものです。また筋っぽいのは嫌だからと比較的厚めに皮をむきました。それでも同じ現象が…
原因はむく皮が薄かったからです。
“厚め”と私なりに判断したものが不十分で、“ここまでむかなければいけない!”というラインを私は知りませんでした。
“ここまでむかなければいけない!”は写真で菜箸がさす真っ白な線。ここの繊維は固い上に苦味もあり、皮を分厚くむいて取り除いた方がいいのです。
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分厚くむけた皮はもったいないので、きんぴら等にして。
この白い線は皮から3~4ミリが平均的ですが、個体差ある上に季節によっても位置が変わります。
この白い線は何なのか。調べてみてもいまいちよく分からないのですが、もしかしたらこれが内皮なのかも…。大根は一番外側に表皮があり、中にある内皮との間は皮層だという図があるのです。
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大根の皮って実は分厚い(表面をむけばいいのではない)
皮を分厚く向いた方がいいのは大根の他にはカブがあります。似たような形状をしてますが、にんじんは逆に皮を薄くむいた方がいい野菜です(同じ根菜のごぼうは皮をむかない方がいい ※栄養面で)
【了】
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