西武ドームが2021年春にボールパーク化(計画案)

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2019年シーズンも家族で観戦しています(旦那はファンクラブに初加入)

旦那にとって思い出深い西武ドーム(2018年現在は「メットライフドーム」)に近くなったことは、旦那にとって「転職して良かった」と思わせる好点です。

西武ドームに限らず、プロ野球チームのホーム球場の多くは女性やファミリー向けに改装され、子連れでも行きやすい施設へと変わりつつあります。西武は2018年~2021年の期間でボールパーク化に向けた開発をすると発表しました。

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プロ野球チームの経営は赤字まっしぐら

【プロ野球チームの主な収入源】

  • 観客の入場料
  • グッズ販売の収入
  • テレビの放映権
  • ファンクラブ会費

以前はテレビの放映権だけで経営が成り立っていたようですが、視聴率の低迷によりプロ野球のテレビ中継が減り放映権による収入は激減しました。テレビ中継が減れば野球に興味を持つ人も減り、プロ野球チームの経営は赤字まっしぐらが現実です。

球団が球場を所有するケースが増加

  • 球場内の飲食店の売り上げ(一部)
  • 看板の広告料

球団が球場を所有している場合、この2つの収入源もあります(但し、カープのように球場と球団の契約により球団の収入となる場合もある)。赤字経営を改善するために横浜DeNAは2016年3月に横浜スタジアムのTOB(株式公開買い付け)を成立させ、スタジアムの買収に成功しました。

横浜DeNAは球場を買収することにより、球団と球場を一体運営して球団経営を安定させることができます。オリックスが’2006年に京セラドーム大阪を、ソフトバンクが2012年にヤフオクドームを取得したのと同様の流れになります。そして横浜DeNAは球場取得により”米大リーグ流のボールパーク構想”をすすめます。

西武ドームのボールパーク計画

2017年11月に西武が約180億円を投じ、本拠地・メットライフドーム周辺の球団施設を大幅に改修して2021年春までにボールパーク化する計画を発表しました。球場周辺に大型フードエリアや子どもが遊べる広場が設けられ、バックネット裏に作られる約430人を収容するVIPラウンジも目玉施設となります。

ボールパーク化すると同時に老朽化していた寮と室内練習場も新設されます(2019年7月完成予定)。チーム(1軍)と育成(2軍)の強化を図る予定と発表されました。

米大リーグの各球場周辺はボールパークが多い

米大リーグの各球場は野球を観るだけの施設ではなく、野球以外も楽しめるテーマパークのように作られています。日本のプロ野球チームも続々とボールパーク計画を実施しています。いち早くその流れを取り入れた楽天生命パーク宮城(楽天イーグルスの本拠地)は球場内に観覧者やメリーゴーランドを設置しました。

今回の西武の計画するボールパークはドームの外に広がりを持っています。メットライフドーム周辺は市街化調整区域なので、開発・建築には行政との相談が必要であり、広大な範囲の開発の準備には3年の月日がかかったようです。

ファミリーで楽しめるパークへと変わる狭山丘陵

子どものときの経験とは大人になっても根強く残り、子どものときに球場に来た人は大人になっても来るという傾向があります。実際に旦那や義弟はそのタイプで、「子どもたちを連れて西武ドームに行きたい」と言っています。

実際にライオンズの主な観客層は30~40代の男性客で、家族で来る人も増えています。最近は野球ファンの女性も増え、観客の男女比率は7対3、母娘で観に来るケースも増えているようです。

野球の試合は2~4時間が一般的で、小さな子どもがずっと野球観戦することは難しいです。その対策のために、西武ドームには2017年から『ライオンズキッズパーク』という空間が設けられ、子どもたちは野球にちなんだ遊びができるようになっています。

仔獅子のためにできたライオンズキッズパーク

ライオンズキッズパークは8歳以下の子どもを対象にした有料の屋内遊び場で、60分または120分の交代制となっています(大人のみの利用は不可)。ライオンズの公式マスコット・レオとライナのグリーティングもあります。

キッズパークには2~4歳の子どもを対象としたエリアと、18ヶ月以下の乳幼児専用エリアもあり。幅広い年齢層の子どもを安心して遊ばせることができます。赤ちゃん休憩室(鍵付き授乳室、オムツ替え台、離乳食ルーム)、テレビモニターで野球観戦できるカフェエリアもあります。

【利用料金】

60分利用120分利用
子ども
(生後6ヶ月以下は無料)
500円(税込)1,000円(税込)
保護者(おとな)500円(税込)500円(税込)

狭山丘陵の起伏を活かしたボールパーク

西武ドーム周辺のボールパーク化では、ドーム周辺の起伏に富んだ地形を活かした遊具や施設の設置が計画されています。

西武ドームは観客席(内野席)にも授乳室がある

西武ドーム内、1塁および3塁にあるL’sダイニングの近くにはベビーベッド、ミルク用のお湯、電子レンジのある授乳室があります(無料)。カーテンが付いていて使用中は常時は施錠されるので安心して授乳できます(使用中も施錠される)。

授乳室を利用したい場合は近くのスタッフに声掛けすれば開錠してもらえます。利用に際し、使用予定時間と相席の可/不可(他のお母さんたちと一緒に利用してもよいか)を確認されます。

授乳室は男性が利用することは基本できないようです。オムツ交換は近くのトイレにベビーベッドがあるので「そちらを利用してください」と言われます。

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