ところてんと寒天の原料はどちらもテングサ?寒天だと食べやすい理由とみつ豆とあんみつの違い

寒天の原料はテングサ等なのに海なし県の長野県や岐阜県が産地として有名

私が生まれた伊豆は天草(テングサ)の名産地で、この夏に帰省したときは家族で”ところてん”を楽しみました。ところてんの食べ方は地域や家庭によって異なり、私や5歳の長女は甘い黒蜜をかける食べ方を好む一方で、旦那は酢醤油をかける食べ方を好みます。

ただ1歳の次女はところてんの磯っぽい臭みが苦手なようでした。このところてん特有の風味が苦手という人は意外と多いです。

同じくツルンとした喉ごしの食感で涼を楽しめるものに寒天があります。今回調べて初めて知りましたが、ところてんも寒天も天草を原料としています。それなのに味が違う、その理由をまとめました。

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寒天はところてんよりも透き通って雑味が少ない

ところてんと寒天は食感や味が【似て異なるもの】ですが、2つともテングサ(天草)やオゴノリなどの紅藻類を原料としています。

【ところてんと寒天の味やニオイの違いは製法の違い】です。ところてんは天草などから直に作られますが、寒天はところてんを一度凍らせて乾燥させたものから作られます。つまり寒天の材料は「ところてんのフリーズドライ」です。

なるほど。寒天の原料となる天草等の紅藻類は海にあるはずなのに、寒天の産地が長野県や岐阜県な理由はこの「凍らせる」「乾燥させる」の作業が必要だからだと分かりました。

このように寒天はところてんよりも1回多く精製するので、ところてんよりも透き通っていて磯臭さや雑味がありません。そのためみつ豆やあんみつなど甘味の素材として使われることが多いです。

日本の夏を乗り切るならアイスよりも寒天が良い

【85℃以上にならないと溶けない寒天は天然の保冷剤】であり、口内でほとんど溶けてしまうアイスとは違い、寒天は体の中に長く留まり全体を適度に冷やす効果があります。

市販されている寒天は粉状または棒状です。寒天は”しっかりと加熱して溶かせば”常温でも固まります。粉寒天の場合はそのまま使用できますが、棒寒天の場合は溶かす前に水に10分程度浸して柔らかくしてから細かくちぎっておく必要があります。

寒天甘味の代表は「みつ豆」と「あんみつ」

「みつ豆」と「あんみつ」は見た目がよく似ていますが、「みつ豆」のうち餡をトッピングしたものを「あんみつ」というのが一般的です。つまり基本はみつ豆、あんみつはみつ豆のうちの1つとなります。

因みに「みつ豆」の元祖は芋ヨウカンでお馴染みの浅草の舟和。明治39年に角型に切った寒天に、甘く煮た杏・ぎゅうひ・赤えんどう豆を盛って、特製の白蜜または黒蜜をかけた甘味です。一方で「あんみつ」始まりは銀座の甘味処・若松です。

みつ豆ホール発祥の地である舟和本店喫茶室では元祖みつ豆を味わうことができます。年中無休で平日の営業は10:30~19:00、土曜日の営業は10:00~20:00、日曜・祝日の営業は10:00~19:30となっています。

※2019年夏現在の情報なので舟和公式サイト(店舗一覧)で事前に確認してください。

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